Duolingoテスト完全ガイド2025年版
Duolingo English Test(Duolingoテスト)は、TOEFLやIELTSと並ぶ英語力の証明テストとして今や知る人ぞ知る注目のテストとなっています。「受けやすい」「安い」「結果が早い」といった利便性の高さから、世界中の大学・教育機関が採用を進めており、日本でも年々その人気が高まっています。
しかし、「どんなテストなの?」「どのくらい難しいの?」「どうやって受けるの?」といった疑問の声も多く聞かれます。
そこで本記事では、Duolingoテストの基本情報から、特徴、受験方法、効果的な対策法までを初心者にもわかりやすくまとめてみました。
これから受験を考えている方のために、最短で全体像をつかめるように記事を構成していますので、ぜひ最後までご覧ください!

目次
Duolingoテストとは?
Duolingo English Test(Duolingoテスト)は、自宅でオンライン受験できる英語能力テストです。
語学学習アプリ「Duolingo(デュオリンゴ)」を開発した会社が提供しており、世界中で注目を集めています。

Duolingoテストは、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4技能を総合的に測定できるように設計されています。
特に、海外の大学や大学院への出願に必要な英語能力証明として利用されており、海外進学を目指す学生や社会人の方におすすめです。
語学学習アプリ「Duolingo」との関係
Duolingoといえば、緑色のフクロウが目印の語学学習アプリとして、日本でも広く知られています。
スマートフォンひとつで気軽に始められ、ゲーム感覚で楽しく英語を学べるのが大きな特徴です。実際、初学者の方でDuolingoを使って英語学習を始めたことがある方も多いのではないでしょうか。


Duolingo English Testは、海外の大学や大学院への出願にも使える国際的な英語テストです。アカデミックな場でも公的証書として認められており、日本では主に海外進学を目指す学生や社会人が受験しています。
一方語学学習アプリのDuolingoは、英語やスペイン語、中国語など様々な言語の日常会話の基礎をゲーム感覚で学べるアプリです。スマートフォンひとつで手軽に学習できることから、日本でも多くの人に親しまれています。
しかし、この語学学習アプリとDuolingo English Testはまったくの別物です。アプリでの学習内容はテスト対策としては不十分で、テストで出題される問題形式や英語のレベルも大きく異なります。
実際のDuolingo English Testでは、アカデミックな内容を扱うリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能が問われるため、テスト専用の対策が欠かせません。
Duolingoテストが選ばれる4つの理由|TOEFL・IELTSとの違い
Duolingo English Test(Duolingoテスト)は、「手軽に、安く、早く」受験できることが最大の魅力です。TOEFLやIELTSなどの他の英語テストと比べて、受験者にとって多くのメリットがあります。
ここでは、Duolingo English Testが選ばれる4つの理由をわかりやすく解説します!
1. 24時間いつでもオンライン受験が可能
Duolingo English Testは、自宅から24時間いつでも受験できるオンラインテストです。
受験には、カメラ・マイク・スピーカー付きのパソコンと、スマートフォンなどのセカンダリーカメラなどが必要ですが、受験会場に行く必要はありません。
そのため、移動や交通費の負担もないので、忙しい学生や社会人にも好評です。
【補足】
TOEFLにも自宅受験型(TOEFL iBT Home Edition)はありますが、事前予約が必須で、日程変更やキャンセルには手数料がかかる場合があります。
2. 受験費用が安い
Duolingo English Testの受験料は1回あたり$77(税込)=約11,000円と、他の英語テストと比べて非常にリーズナブルです。
一方で、TOEFLの受験料は約28,000円、IELTSの受験料は25,380円と高額になっており、経済的な負担が大きくなります。
試験名 | 受験料(税込) |
Duolingo English Test | 約11,000円 |
TOEFL iBT | 約28,000円 |
IELTS Academic | 約25,000円 |
TOEFLと比べると約1/3の価格で受験できるため、何度もチャレンジしやすく、費用を抑えてスコアアップを狙いたい方にもおすすめです。
さらに、DET Bridge(クラクモ株式会社)を通じてテストを購入すれば、公式サイトよりも15%割引で受験可能です。
▼割引購入はこちら:

3. テスト時間がわずか60分
Duolingo English Testのテスト時間は、たった60分です。
試験名 | 試験時間(目安) |
Duolingo English Test | 約60分 |
TOEFL iBT | 約120分 |
IELTS | 約160分 |
長時間のテストが苦手な方でも集中力を保ちやすく、学校や仕事の合間にも気軽に受験できます。
4. テスト結果が48時間以内に届く
Duolingo English Testは、受験後48時間以内にスコアが届くというスピード感も大きな魅力です。
試験名 | 結果が届くまでの目安 |
Duolingo English Test | 48時間 |
TOEFL | 約4〜8日 |
IELTS | 約13日 |
さらに、DET Bridge(クラクモ株式会社)を通じて受験すれば、24時間以内でのスコア通知も可能です。
追加オプション(有料)を利用すれば、最短12時間以内でのスコア通知にも対応しています。
割引購入&スピード通知はこちら:
Duolingo英語スコアの仕組み
Duolingo English Test(Duolingoテスト)では、総合スコアが160点満点で5点刻みの採点が行われます。
さらに、英語4技能スコアと4つのサブスコアも同時に測定され、より詳細な英語力を把握することが可能です。

4技能スコアとは:
- リーディング
- リスニング
- スピーキング
- ライティング
4つのサブスコアとは:2つの技能を組み合わせて測定されるスコア
- Literacy=読んで書く能力(リーディング×ライティング)
- Comprehension=聞いて読む能力(リスニング×リーディング)
- Production=書いて話す能力(ライティング×スピーキング)
- Conversation=話して聞く能力(スピーキング×リスニング)
Duolingoテストの受験方法と流れ
Duolingo English Test(Duolingoテスト)は、完全オンラインで受験できるのが最大の特徴です。
ここでは、初めての方でも迷わず受験できるように、準備から受験完了までの流れをステップごとに解説します!
受験前に準備するもの:
Duolingo English Testは自宅で受験できますが、以下の5つの準備が必要です。
必要なもの | 詳細 |
パソコン | カメラ・マイク・スピーカー内蔵が必須(※ヘッドセットは使用不可) |
セカンダリーカメラ | スマートフォンなどでキーボードを撮影するカメラ |
安定したインターネット接続 | テスト中に途切れない安定した回線が必要 |
身分証明書 | パスポート、運転免許証など |
静かな環境 | 1人で集中できる部屋。テスト中に物音や人の声が入ると、規約違反になる可能性あり |
Duolingoテストの受験ステップ
Step 1:公式サイトにアクセスし、アカウント登録
Duolingo公式サイト(https://englishtest.duolingo.com/)にアクセスし、アカウントを作成します。Googleアカウントでもログイン可能です。
Step 2:模擬テスト(無料)で練習
本番前に、約45分の無料サンプルテストを受けることをおすすめします。出題形式や操作方法を事前に確認できるため、初めての方でも安心です。
Step 3:テスト購入と受験準備
テストは、公式サイトまたはDET Bridge(クラクモ株式会社)から購入できます。
DET Bridge経由なら、15%割引で購入可能です。
購入後はいつでも受験できるので、静かで集中できる環境が整ってから開始しましょう。
Step 4:機材チェック&本人確認
テスト前には、次の確認が行われます。
- セカンダリーカメラの設置
- 本人確認(身分証明書をカメラに映す)
本人確認が通らないと受験できないため、事前に準備しておくことが大切です。
Step 5:受験開始(所要時間:約60分)
テストが始まると、途中で中断はできません。
画面に表示される指示に従って、順番に問題を進めていきましょう。
Step 6:テスト終了後、結果を待つ(最大48時間以内)
受験後、48時間以内にスコアがメールで届きます。スコア表は、公式サイトからダウンロード可能です。
DET Bridge(クラクモ株式会社)経由なら、24時間以内、最短12時間以内に結果が届きます。
Duolingoテスト受験のコツと注意点
Duolingo English Testは完全オンライン受験のため、不正防止の観点から厳格なルールが設けられています。そのため、受験者自身に不正の意図がなくても、スコアが無効になるケースがあるので注意が必要です。
実際にスコアが無効になったケースを参考に、受験前に必ず避けたいNG行動を6つご紹介します。
以下の内容を受験前に必ずチェックしておきましょう!
- パソコン画面から長時間目線をそらす
- セカンダリーカメラが正しく作動していない
- 自分の耳がカメラに映っていない
- テスト中に他のアプリやプログラムが動いている
- 周囲の音や声が入る
- 背景に人や動きがある/部屋が暗すぎる
具体的には下記の記事で解説しているので、あわせてご覧ください。
Duolingoテストの難易度とスコア換算表
Duolingo English Test(Duolingoテスト)は、アダプティブテスト(適応型テスト)の形式を採用しています。
これは、受験者の英語力に応じて出題される問題の難易度が変化する仕組みです。
そのため、このテストは難しいのか、簡単なのかと一概に評価することはできませんが、他の英語テストとのスコア比較や問題の出題傾向から、ある程度のレベル感をつかむことが可能です。
TOEFL・IELTS・英検とのスコア換算表
Duolingo English Testのスコアは、160点満点で評価されます。
以下は、TOEFL iBT、IELTS、英検とのスコア換算表です。おおよその目安ですが、Duolingo English Testのスコアが80点だと英検2級レベルです。

※上記の表は、あくまで目安です。各テストごとに異なる特徴があるため、参考値としてご活用ください。
Duolingoテストと他の英語試験問題との比較
TOEFL iBT・IELTS・英検とDuolingo English Testのテスト内容の違いや問題形式の違いが気になる方は、以下の記事もおすすめです!
Duolingoテストの平均点(サブスコア)
Duolingo English Testの公式サイトでは、地域別の総合スコアとサブスコアの平均点が公開されています。

アジアにおける総合スコアの平均点は、109点です。
また、アジアのサブスコアの平均点は以下の通りです。
- Literacy:110点
- Conversation:99点
- Comprehension:117点
- Production:86点
どんな問題が出る?Duolingoテストの出題形式まとめ
Duolingo English Test(Duolingoテスト)では、13個の問題形式、全19種類の問題が出題されます。
テスト内容はおよそ年に1回のペースでアップデートされており、新しい問題形式の追加や仕様の変更が行われることもあります。
そのため、常に最新の情報で対策を行うことが大切です。
- Read and Select
- Fill in the Blanks
- Read and Complete
- Listen and Type
- Interactive Reading
- Complete the Sentences
- Complete the Passage
- Highlight the Answer
- Identify the Idea
- Title the Passage
- Interactive listening
- Listen and Complete(2025年7月からの新問題)
- Listen and Respond
- Summarize the Conversation
- Write About the Photo
- Interactive Writing
- Speak About the Photo
- Read, Then Speak
- Interactive Speaking(2025年7月からの新問題)
- Writing Sample
- Speaking Sample
それぞれの問題形式の概要と対策方法をまとめた記事もあるので、ぜひあわせてご覧ください。
- Duolingo English Test「Read and Select」攻略ガイド:効果的な対策と練習方法
- Duolingo English TestのFill in the Blanks・Read and Complete攻略法|文法力をつけて高得点を目指そう
- Duolingo English Test「Listen and Type」攻略ガイド:効果的な対策と練習方法
- Duolingo English TestのInteractive Readingを攻略するポイント
- Duolingo English Test対策|Interactive Listeningを攻略するポイント
- Duolingo English TestのInteractive Listeningに新問題「Listen and Complete」が登場|全3形式を徹底解説
- Duolingo English Test「Interactive Writing」攻略ガイド:効果的な対策と練習方法
- Duolingo English Test「Read, Then Speak」攻略ガイド:効果的な対策と練習方法
- Duolingo English Testに新スピーキング問題登場!「Interactive Speaking」の形式・対策を徹底解説
- Duolingo English Testのライティング問題を攻略するポイント|Writing Sample
- Duolingo English Testのスピーキング対策|Speaking Sample
Duolingoテスト対策・勉強法は?
Duolingo English Test(Duolingoテスト)は、2016年にスタートした比較的新しいテストのため、市販の対策教材や情報がまだ少ないのが現状です。
ここからは、Duolingo English Test公式パートナーである「DET Bridge(クラクモ株式会社)」がおすすめする勉強法の一部をご紹介します!
Duolingoテスト対策でおすすめの単語帳
現在のところ、Duolingo English Test専用の単語帳は出版されていません。
その代わり、DET Bridgeでは英検対策用の「でる順パス単」シリーズを活用することを推奨しています。
以下を参考にして、目標スコアに合わせて購入する級を選びましょう。
・Duolingoスコア125点:英検1級でる順パス単
・Duolingoスコア100点:英検準1級でる順パス単
・Duolingoスコア80点:英検2級でる順パス単
英語力がまだ目標スコアに届いていない方は、1つ下の級の単語帳から始めて徐々にレベルアップするのがおすすめです!
無料の練習テストを受けてみる
Duolingo English Testの公式サイトでは、無料で受けられる「練習テスト」が提供されています。
本番のテストより短い45分間のテストで、本番と同じ問題形式に取り組むことができます。
- 所要時間は、約45分
- 本番と同じ問題形式にチャレンジできる
- 予想スコアが表示される

本番のテストとほぼ同じ環境で練習できるため、Duolingo English Test受験前に必ず1回は試しておくことをおすすめします。
ただし、練習問題は自分の答案を見直すことはできません。あくまでDuolingo English Testの問題形式に慣れる目的で使用するのが良いでしょう。
▶︎無料練習テストはこちら
苦手な問題形式に特化して対策する
Duolingo English Testでは、苦手な問題形式を集中的に対策することがスコアアップへの近道です。
まずは、公式の練習テストを解いた感覚や、実際の本試験の結果から苦手な問題形式を特定し、それに集中して対策をすることが効果的です。
スコア表の分析方法については、以下の記事も参考にしてみてください。
たとえば、スコアレポートでサブスコアの「Comprehension」の得点が低い場合は、以下のステップで集中的に学習を進めていきましょう!
ステップ1:苦手な問題形式を特定する
まずは、Comprehensionに含まれる問題形式を把握し、自分が特に苦手だと感じたものを見つけましょう。
Comprehensionの問題形式例:
- Read and Select
- Fill in the Blanks
- Read and Complete
- Listen and Type
- Interactive Reading
- Listen and Respond
- Summarize the Conversation
ステップ2:問題形式ごとに集中的に演習する
苦手な問題を見つけたら、パート別に対策できるツールを活用して演習を行いましょう。
おすすめは「DET Bridge」です。
Duolingo English Test対策に特化した「DET Bridge」では、特定の問題形式を選んで演習することができます。弱点をピンポイントで克服するのに最適です。
ステップ3:解説を活用して復習する
演習後は、わからなかった単語やフレーズ、文法をそのままにせず、必ず復習しましょう。
DET Bridgeでは、目標スコア別の丁寧な解説が用意されているので、復習しながら理解を深めることができます。
以下の記事では、目標スコアごとの勉強法を紹介しています。あわせてご覧ください。
Duolingo English Testスコア60未満の方必見!スコア60を取るための具体的な勉強法ガイド
Duolingoテストの受験はこんな人におすすめ
Duolingo English Test(Duolingoテスト)は、「短時間で受験したい」「費用を抑えたい」「すぐに結果が欲しい」という方にとって、非常に魅力的な英語テストです。
時間・費用を抑えて英語スコアを取りたい人
Duolingo English Testは、TOEFLやIELTSと比べて費用が半額以下で、結果も48時間以内に届くという、圧倒的なコスパ&タイパの高さが特徴です。
たとえば、こんな方にぴったりです。
- 急ぎで出願したいけど、まだスコアがない
- 1回の受験では納得できるスコアが出ないかもしれない
- 複数回チャレンジしたいけど、予算が限られている
さらに、 DET Bridge(クラクモ株式会社)を経由すれば、正規価格よりも15%割引で受験でき、さらにスコアも24時間以内に届くという特典もあります。
海外大学・大学院への進学を目指す人
Duolingo English Testは、世界5,500以上の大学・教育機関でスコア提出が認められています。
たとえば、以下のような有名大学でも利用可能です。
- マサチューセッツ工科大学
- インペリアル・カレッジ・ロンドン
- スタンフォード大学
- カリフォルニア工科大学
- ペンシルベニア大学
- カリフォルニア大学バークレー校
- シカゴ大学
- プリンストン大学
- イェール大学
最近では、カナダの「Co-op留学(※)」向けのプログラムもDuolingo English Testを採用してきているので、留学志望者がDuolingo English Testを受験する機会が増えてきています。
「どの英語試験を受けようか迷っている」という方にも、選択肢として非常におすすめです。
※Co-op留学:カナダの学校での学習(座学)と、企業での就労体験(有給インターン)がセットになったプログラムのこと。
まとめ
本記事では、Duolingo English Test(Duolingoテスト)の基本情報から、受験の流れ、出題形式、注意点、効果的な勉強法までを詳しく解説しました!
改めて整理すると、Duolingo English Testには以下のようなメリットがあります。
- 24時間いつでも自宅で受験できる
- 他の英語試験と比べて、受験費用が安い
- 試験時間が短い
- 結果が48時間以内に届く
さらに、DET Bridge(クラクモ株式会社)を通じて受験すれば、正規価格より15%割引で試験を購入でき、スコアも24時間以内に通知される特典付きです。
追加オプションを利用すれば、最短12時間以内のスコア通知も可能です。
▶︎割引価格で受験したい方は、こちらから

Duolingo English Testは、しっかりと対策すればスコアアップを十分に狙える試験です。本記事で紹介した内容を参考にして、ぜひ自分に合った方法で目標スコアを目指してください!
Duolingo English Test対策Webアプリ:「DET Bridge」
Duolingo English Testの対策アプリ「DET Bridge」は、全19種類の問題をパート別で対策できるだけでなく、英文AI添削機能も導入しライティング強化にも活用できます。
ぜひ目標スコア到達に向けてご活用ください。
