Duolingo English Testはどの国で使える?入学・ビザ可否を国別で解説
海外留学を目指す際に、まず気になるのが「志望校やビザ申請でどの英語試験が認められているのか」という点です。
近年、Duolingo English Test(DET)は、オンライン受験が可能で費用も比較的安いことから受験者数が急増し、この記事を書いている2025年8月時点では世界6,000校以上の教育機関で採用されています。
実際、アメリカのトップ大学をはじめ、カナダ、イギリス、アイルランド、ニュージーランド、オーストラリアなど、多くの国の大学や教育機関で入学要件として利用できるようになっています。
しかし、「大学出願には使えるが、ビザ申請には使えない」といったケースもあります。国や教育機関によって要件が異なり、同じ大学でも学部・大学院・プログラムによっては採用されていなかったり、採用されていても要求されているスコアが異なったりすることも珍しくありません。
そこで本記事では、2025年8月現在の主要留学先6カ国(アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、アイルランド)の教育機関での採用状況と、学生ビザ申請での英語試験の扱いを国別に解説します。
これから海外留学を目指す方や、学生ビザ取得を見据えて試験選びをしたい方は、ぜひ参考にしてください。

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目次
Duolingo English Testの教育機関での採用状況
2025年8月現在、Duolingo English Test(DET)は世界6,000校以上の教育機関で採用されています。2025年4月に公開された公式ブログによれば、2020年以降に採用校数は倍増しており、現在も増加し続けています。今後、Duolingo English Testはさらに多くの教育機関で導入されるでしょう。


志望校がDuolingo English Testを受け入れているかどうかは、DET公式ホームページで確認できます。
検索手順:
- DET公式サイトのトップページにアクセス
- 左側メニューから「団体・教育機関」をクリック
- キーワードや地域を入力して検索
- 各教育機関の詳細ページでスコア提出要件を確認
例えば「University of Toronto(トロント大学)」と検索するとします。
まず、検索欄に志望する大学名(例:University of Toronto)を入力します。その際、大学名は英語表記で入力する必要があります。
もしその大学がDuolingo English Testを採用していれば、検索結果に大学名が表示されます。また、その大学名をクリックすると公式ホームページに移動できます。

大学の公式ホームページの出願要件ページで、「Duolingo English Testが採用されているか」や「必要なスコア」を確認しましょう!

ここからは、本題の主要留学先6カ国(アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、アイルランド)におけるDuolingo English Testの採用状況と、学生ビザ申請での英語試験の扱いを国別に解説します。
なお、紹介する内容はあくまで参考情報ですので、実際の出願や渡航の際には必ず各国や教育機関が発信する最新の情報をチェックするようにしましょう。
アメリカ:学生ビザ申請も入学先が認めていればDET利用OK
大学・大学院の採用状況
アメリカでは、Duolingo English Test(DET)の採用が他の国と比較して急速に広がっており、U.S. News世界大学ランキング上位100校のうち、約95%が出願要件としてDuolingo English Testを受け入れていると報告されています。
具体的な採用例としては、次のような大学があります。
採用例
以下の記事では、世界大学ランキング上位校の中でDuolingo English Testを採用している大学を紹介しています。興味のある方は、ぜひあわせてご覧ください
学生ビザと英語力証明について
アメリカの学生ビザ(F-1)※では、米国政府が「特定の英語試験のスコア提出」を義務づけてはいません。ビザ申請に必要なのは、主にI-20(入学許可証)、SEVIS費の支払い証明、資金証明などです。
※F-1ビザ:米国の認定大学や私立高校、英語プログラムで学ぶ学生が取得するビザ
ただし、在日米国大使館の案内には「出願校が要求する標準テストのスコアを提示できるように」と明記されています。
つまり、ビザ面接では入学校が指定する英語試験スコアを提示できる準備が必要です。入学校がDuolingo English Testを採用しており、Duolingo English Testスコアで出願した場合には、スコアレポートを面接に持参するようにしましょう。

参考:Travel.State.Gov U.S. DEPARTMENT of STATE — BUREAU of CONSULAR AFFAIRS
イギリス:多くの大学でDETを採用・要件を満たせば学生ビザ申請でもDET利用可
大学・大学院の採用状況
イギリスの大学でも、近年Duolingo English Test(DET)を英語力証明として採用するケースが増えています。
採用例
- Imperial College London(インペリアル・カレッジ・ロンドン)
Imperial College Londonは、Duolingo English Testを採用しており、以下のように2段階の基準を設けています。
・Standard:総合スコア115点以上、各セクション105点以上のスコアが必要
・Higher:総合スコア125点以上、各セクション115点以上のスコアが必要
この「Standard」と「Higher」は大学が定める英語力基準の呼び方で、どちらの基準が求められるかは出願する学部・専攻・コースのレベルによって決まります。
その他Duolingo English Testを採用している大学:
University of Warwick(ウォーリック大学)、University of York(ヨーク大学)など
学生ビザと英語力証明について
イギリスの学生ビザ申請(※)では、後述の一定の条件を満たせばDuolingo English Test(DET)のスコアを利用することができます。
条件を満たしていない場合には、SELT(Secure English Language Test)と呼ばれる政府認定の英語試験を受験する必要があります。
イギリスの学生ビザは「CAS」方式で発行されます。「CAS」とは、Confirmation of Acceptance for Studies(入学許可の確認)の略で、イギリスの教育機関が発行する入学許可証のことです。
つまり学生ビザの申請においては、各校の入学許可をもって語学力、学力を判断する方式をとっています。
SELT不要となる条件
入学校が学位レベル以上(degree level+)かつHEP(高等教育機関)である場合、大学が独自の方法で英語力を評価することが可能です。さらにCEFR B2相当を満たしていれば、SELT(Secure English Language Test)は不要となります。
この条件を満たすことを示すため、大学は発行するCASに以下の内容を明記しています。
- 英語力評価の方法(例:Duolingo English Testで確認)
- 4技能すべてがCEFR B2相当を満たしていること
学生ビザの審査官は、このCASの記載をもとに、英語要件を満たしているかどうかを判断します。


オーストラリア:多くの大学でDETを採用・学生ビザ申請でオンライン試験(DET)は使用不可
大学・大学院の採用状況
オーストラリアでも、多くの大学がDuolingo English Test(DET)を英語力証明として採用しています。
採用例
- Flinders University(フリンダース大学)
学位やプログラムごとにスコア基準を設定している。- Duolingo English Testスコア105〜135が必要。
- ただし一部の学部では、DET利用不可の記載あり。
- UNSW College(ニューサウスウェールズ大学付属教育機関)
- 各プログラムごとにDuolingo English Testスコア基準あり。
ビザと英語力証明について
オーストラリアの学生ビザ(Subclass 500)では、内務省が「オンライン実施の英語試験はビザ申請用の証拠として認められない」と明記しています。
そのため大学出願では、Duolingo English Testが使える場合がありますが、ビザ申請で英語試験スコアが必要な場合は、必ず会場受験の承認テスト(IELTS、PTE Academic、TOEFL iBTなど)を提出しなければならないので注意が必要です。
参考:オーストラリア内務省
カナダ:大学でDETを広く採用・学生ビザ申請で英語試験スコアは原則不要(ビザオフィスによってはスコアを求められる可能性あり)
大学・大学院の採用状況
カナダでもDuolingo English Test(DET)を採用する大学は年々増加しています。代表的な例として、以下の大学が挙げられます。
大学での採用例
- McGill University(マギル大学)
- Duolingo English Testスコア125以上必要
- ただし学部によって要件が異なるため、必ずページ内の注意書きを確認
- University of Toronto(トロント大学):
- Duolingo English Testスコア120以上必要
大学院での採用例
- UBC Okanagan(ブリティッシュコロンビア大学)(修士・博士)
- Duolingo English Testスコア125以上必要(各サブスコア115以上)
学生ビザと英語力証明について
・Study Permit(学生ビザ)
申請に必要なのは、学校からの入学許可(米国でいうI-20に相当する書類)や資金証明などが中心で、英語試験スコアは原則不要です。ただし、学生ビザの審査官によっては追加書類として英語スコアを求められる場合があります。
・PGWP(卒業後就労許可)
2024年11月1日以降の申請では、原則として英語試験スコアの提出が必須となりました。また、利用できるのは会場受験型の試験のみなので、注意が必要です。
例:CELPIP、IELTS General、PTE Core、TEF、TCF
※ Duolingo English Testは、使用不可です。
・SDS(学生ビザ優遇制度)
一部の国向けに提供されていた優先審査ルートでしたが、2024年11月8日で廃止になりました。これにより、SDSのためだけにIELTSなどの対面試験を受ける必要はなくなっています。
ニュージーランド:多くの大学でDETを採用・学生ビザ申請時は英語試験スコア提示不要
大学・大学院の採用状況
ニュージーランドでも、多くの大学がDuolingo English Test(DET)を正式に英語力証明として採用しています。
採用例
- Victoria University of Wellington(ヴィクトリア大学ウェリントン)
- Duolingo English Testスコア110以上が必要(各サブスコアで良好なスコアを取得)
- University of Waikato(ワイカト国立大学)
- Duolingo English Testスコア95〜105以上が必要
- University of Otago(オタゴ大学)
- 大学:Duolingo English Testスコア105が必要(各サブスコア95以上)
- 大学院:Duolingo English Testスコア120が必要(各サブスコア95以上)
- Massey University(マッセイ大学)
- 大学:Duolingo English Testスコア105が必要(各サブスコア95以上)
- 大学院:Duolingo English Testスコア120が必要(各サブスコア105以上)
学生ビザと英語力証明について
ニュージーランドの有料学生ビザ(Fee-Paying Student Visa)では、申請時に英語試験スコアの提出は求められませんが、提出することで評価が有利になる可能性があります。
移民局(INZ)の公式ページにも、
Evidence of English language test results are not mandatory but can help us assess your genuine intention to study.
英語試験の結果の証明は必須ではありませんが、あなたの真の学習意欲を評価する上で役立ちます。
と明記されています。

参考:ニュージーランド移民局
アイルランド:主要大学と学生ビザ申請の両方でDETが公式に認められている
大学・大学院の採用状況
アイルランドでは、主要大学の多くがDuolingo English Test(DET)を正式に英語力証明として採用しています。特に学位課程では、総合スコア120〜130台を求める大学が多く、学生ビザの要件よりも大学側の基準のほうが厳しい傾向があります。
採用例
- University College Cork(アイルランド国立大学コーク)(大学院のみ)
- Duolingo English Testスコア120以上が必要(各サブスコアの最低スコアが110)
- University of Limerick(リムリック大学)
- Duolingo English Testスコア120以上が必要(各サブスコアの最低スコアが110)
- University College Dublin(ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン)
- Duolingo English Testスコア120以上が必要(各サブスコアの最低スコアが110)
- Trinity College Dublin(トリニティ・カレッジ・ダブリン)
- Duolingo English Testスコア120以上が必要(各サブスコアの最低スコアが100)
学生ビザと英語力証明について
アイルランドの学生ビザでは、Duolingo English Testが正式に認められています。
これはアイルランド入管(ISD)が公開している「Study Visa の英語基準」ページにも明記されています。
申請における最低基準は、以下のとおりです。
- 2nd level/Foundation/プレ英語コース:
- Duolingo English Testスコア55
- 上記以外(学位課程など):
- Duolingo English Testスコア75
また、スコア証明書は入学予定日の2年前以降に発行されたものである必要があります。

まとめ
本記事では、Duolingo English Test(DET)が主要6カ国でどのように扱われているのか、大学での採用状況と学生ビザ申請時の要件を解説しました。
- アメリカ:多くの大学で採用。学生ビザでは入学校が認めればDETスコア提出が可能。
- イギリス:大学での採用が拡大。条件を満たせば、学生ビザでもDET利用可。
- オーストラリア:大学で採用されているが、学生ビザ申請ではDETは使用不可。
- カナダ:大学・大学院で広く採用。学生ビザは原則スコア不要だが、卒業後就労許可(PGWP)では会場受験試験が必須。
- ニュージーランド:多くの大学で採用されている。学生ビザ申請時には、英語スコアは不要だが、提出は可能。
- アイルランド:主要大学と学生ビザ申請の両方でDETが公式に認められている。
Duolingo English Test(DET)は世界的に採用が広がっていますが、大学で認められてもビザでは認められないケースがある点に注意が必要です。特に出願先や就労許可(PGWPなど)の要件によって、会場受験型の試験が求められる場合があります。
なお、この記事の内容は調査時点の情報なので、必ず留学先の政府・大学のホームページで最新情報を確認してください。
志望校や渡航先の最新情報を必ず確認し、自分に合った試験を選択することが大切です。この記事を参考に、留学準備をよりスムーズに進めてください!
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