【2025年最新】Duolingo English Testに360度スキャンが導入|スマホで簡単な手順と注意点

2025年9月15日から、Duolingo English Test(DET)に新ルール「360度スキャン」が導入されました。

従来の「PCカメラ+セカンダリーカメラ」による監視に加えて、試験開始前にスマートフォンで部屋全体を映すことが必須となりました。

この変更により、受験環境のチェックは一段と厳密になり、同時に「どのようにスキャンすればよいのか」「準備不足で試験が無効にならないか」と不安に感じる方もいらっしゃると思います。

そこで本記事では、360度スキャンが導入された理由、具体的な手順、スムーズに準備を進めるためのポイントや注意点についてわかりやすく解説します。

この記事を読めば、受験直前でも迷わずスキャンを完了し、安心して本番に臨めるので、少しでも不安に感じている方はぜひ最後までご覧ください。

DET Bridge(クラクモ株式会社)を通じて受験すれば、正規価格より15%割引で試験を購入でき、スコアも追加費用なしで24時間以内に通知される特典付きです。

追加オプションを利用すれば、最短12時間以内のスコア通知も可能です。

▶︎割引価格で受験したい方は、こちらから

部屋スキャンが必要な理由

なぜDuolingo English Testで部屋スキャンが導入されたのか

2025年9月15日からDuolingo English Testでは、新たに「360度スキャン」が導入されました。これは、受験者が不正のない公平な環境でテストを受けていることを確認するための仕組みです。

これまでは、PC内蔵カメラで画面と受験者の顔を撮影し、セカンダリーカメラでキーボードを映すだけでしたが、今後は開始前に部屋全体を360度撮影する必要があります。

これより、受験環境の透明性がさらに強化されました。

【iOS版】

【Android版】

画像引用:https://youtu.be/drzzC6fzO9c?si=Zad1LidEDZ_BZckI

セキュリティ確保と不正防止の役割

Duolingo English Testは世界中どこからでも受験可能なオンライン試験です。試験官による対面の確認ができないため、AIと人間による厳密なオンライン監視体制が導入されています。

部屋の360度スキャンは、次のような不正の防止に役立ちます。

  • 部屋に参考書やメモが置かれていないかを確認
  • 他の人物が同席していないかを確認
  • カンニングにつながるデバイスや機材が隠されていないかを確認

このように、部屋の360度スキャンは全受験者の公平な試験環境を守るための重要な役割を果たしています。

Duolingo English Testの無効試験については下記の記事で解説しているのであわせてご覧ください。

セカンダリーカメラとの違い

「部屋の360度スキャン」と「セカンダリーカメラ」は混同されがちですが、役割が異なります。

  • 部屋の360度スキャン:受験開始前にスマートフォンで部屋全体を映し、不正の可能性がないかを確認するもの。
  • セカンダリーカメラ:試験中にスマートフォンでPC画面とキーボードを撮影するもの。

つまり、部屋の360度スキャンは「事前確認」、セカンダリーカメラは「試験中の監視」という違いがあります。どちらも不正を防止するために必要な仕組みですが、目的とタイミングが異なる点を押さえておきましょう。

スキャン前に準備しておくこと

部屋の360度スキャンをスムーズに進めるには、事前準備が大切です。

これから紹介する以下のポイントを押さえておくことで、トラブルを未然に防げます。

  • スマートフォンの充電を満タンにしておく
  • 通知をオフにする(おやすみモード)
  • テスト環境を整える

スマートフォンの充電を満タンにしておく

部屋の360度スキャンでは、スマートフォンで撮影した映像が試験側に送信されます。途中で電源が落ちると手続きが中断されてしまうため、フル充電(最低でも80%以上)の状態で試験に臨みましょう。

通知をオフにする(おやすみモード)

試験中にLINEなどの通知が来ると、試験が無効になる可能性があります。「おやすみモード」に設定するなどの工夫をして、試験中に通知がこないようにしましょう。

おやすみモード設定手順

【iPhoneの場合】

①ホーム画面の上から下にスワイプして、コントロールセンターを開く。

②三日月が表示されている「集中モード」ボタンをタップする。

③「おやすみモード」をONにする。


【Androidの場合】

①「設定」を開く。

②「Digital Wellbeing と保護者による使用制限」を選択する。

③「おやすみ時間モード」を選択する。

画像引用:https://time-space.kddi.com/mobile/20210312/3081.html

テスト環境を整える

テスト環境を整えるために、事前に以下の準備を行いましょう。

  • 机の上を片付ける:参考書やメモが映ると、不正と疑われる可能性がある。
  • 静かな部屋を用意する:外部の音や人の出入りがあると、不正と疑われる可能性がある。(救急車などの環境音は、問題なし)
  • 照明を整える:暗すぎると映像が不鮮明になり、再撮影を求められる場合がある。

ここまで整えれば、安心して部屋の360度スキャンのステップに進めます。

スマートフォンとパソコンを接続する方法

部屋スキャンの前に、PCとスマートフォンを接続する必要があります。特別なアプリは不要で、スマートフォンの標準カメラで簡単に接続できます。

1. QRコードを読み取る

Duolingo English Testのセットアップ画面に進むと、QRコードが表示されます。

これをスマートフォンの標準カメラで読み取ってください。

LINEなどの外部アプリではなく、必ずスマートフォンに標準搭載されているカメラ機能を使うのがポイントです。

画像引用:https://youtu.be/drzzC6fzO9c?si=Zad1LidEDZ_BZckI

2. 4桁のコードを入力する

QRコードを読み取ると、番号を入力する画面に切り替わります。

QRコード右側に表示されている4桁のコードを入力すると、接続が開始されます。

【iOS版】

【Android版】

画像引用:https://youtu.be/drzzC6fzO9c?si=Zad1LidEDZ_BZckI

3. アクセス許可を与える

接続の途中で、以下のアクセス許可が求められます。

必ず「許可」を選択してください。

【iOS版】

【Android版】

画像引用:https://youtu.be/drzzC6fzO9c?si=Zad1LidEDZ_BZckI

  • カメラへのアクセス
  • モーション(動き)とオリエンテーション(向き)へのアクセス

これらを許可することで、スマートフォンがスキャナ・セカンダリーカメラとして正しく機能します。

接続が完了したら、360度スキャンに進みます。

実際の部屋スキャン手順

PCとスマートフォンの接続が完了したら、実際に部屋の360度スキャンを行います。

操作自体はシンプルですが、正しく映せていないと再スキャンになる可能性があるため、以下の流れに沿って丁寧に進めましょう。

1. 立ち上がってスマートフォンを構える

立ち上がり、スマートフォンをPC画面に向けます。その際、画面とキーボードがフレームに収まっているかを確認してください。

画像引用:https://youtu.be/drzzC6fzO9c?si=Zad1LidEDZ_BZckI

2. 部屋を360度スキャンする

画面に表示されるガイドに従い、スマートフォンを自分を軸として周りに円を描くように回転させて、部屋全体を映します。速すぎず、途切れなく映すのがコツです。

【iOS版】

【Android版】

画像引用:https://youtu.be/drzzC6fzO9c?si=Zad1LidEDZ_BZckI

3. キーボードを映す

次に、スマートフォンをキーボードに近づけて映すように求められます。机の上に不要な物が置かれていないかも、この段階で確認されます。

【iOS版】

【Android版】

画像引用:https://youtu.be/drzzC6fzO9c?si=Zad1LidEDZ_BZckI

4. 机や背後を映す

最後に、スマートフォンをゆっくり持ち上げて、PCの後ろ側のスペースを映します。

その際、照明が暗いと見えづらいため、明るさにも注意してください。

【iOS版】

【Android版】

画像引用:https://youtu.be/drzzC6fzO9c?si=Zad1LidEDZ_BZckI

チェックマークが表示されたら、撮影完了です。

【iOS版】

【Android版】

画像引用:https://youtu.be/drzzC6fzO9c?si=Zad1LidEDZ_BZckI

これらのステップを丁寧に行えば、360度スキャンは問題なく完了します。

スキャン完了後の流れ

すべての手順を終えると、スマートフォンは自動的にセカンダリーカメラとして認識されます。その後は、セカンダリーカメラのセッティングに進みましょう。

セカンダリーカメラの詳しいセッティング方法などは、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

まとめ

本記事では、2025年9月15日に導入されたDuolingo English Test(DET)の「360度スキャン」について、導入理由・具体的な手順・事前準備と注意点をわかりやすくご紹介しました!

「部屋の360度スキャン」をスムーズに進めるためのポイントは以下の通りです。

  • スマートフォンは十分に充電(目安80%以上)
  • 通知をオフ(おやすみモード)に設定
  • 机周りを片付け、静かで明るい環境を用意
  • チェックマークが出ればスキャン完了 → そのままセカンダリーカメラ設定へ

多少の準備は必要ですが、手順は難しくありません。ぜひ本記事を参考に、落ち着いて準備を整え、安心して試験本番に臨んでください!

Duolingo English Test対策Webアプリ:「DET Bridge」

Duolingo English Testの対策アプリ「DET Bridge」は、全19種類の問題をパート別で対策できるだけでなく、英文AI添削機能も導入しライティング強化にも活用できます。

ぜひ目標スコア到達に向けてご活用ください。

DET Bridge(クラクモ株式会社)を通じて受験すれば、正規価格より15%割引で試験を購入でき、スコアも追加費用なしで24時間以内に通知される特典付きです。

追加オプションを利用すれば、最短12時間以内のスコア通知も可能です。

▶︎割引価格で受験したい方は、こちらから