Duolingo英語スコアガイド|スコアの仕組み・換算表・目標別の勉強法まで徹底解説!

「TOEFLや英検と比べて、難しいの?簡単なの?」

「自分のスコアはどんなレベル?」

Duolingo English Test(デュオリンゴイングリッシュテスト)に興味を持った方や、試験を初めて受験した方は、スコアについてわからない方が多いのではないでしょうか。

Duolingoでは、160点満点で英語力を評価しますが、自分のスコアの価値やレベル感が分かりにくいという声も多くあります。

そこでこの記事では、

  • Duolingo英語スコアの構造と計算方法
  • TOEFL・IELTS・英検など他試験とのスコア換算表
  • Duolingoスコア別のおすすめ勉強法(80点・100点)

といった内容を、Duolingo受験者が知りたいポイントに絞ってわかりやすく解説しますのでぜひ最後までご覧ください。

Duolingo English Testとは?

Duolingo English Testは「Duolingo社(デュオリンゴ社)」が2016年に開発した新たな英語試験です。

Duolingo English Testの特徴はこちら

  • 24時間オンラインで受験可能
  • 受験費用が安い
  • 試験時間が短い
  • 試験結果が48時間以内に出る

Duolingo English Testのスコアは、世界5,500校以上の教育機関(スタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)、ハーバード大学など)で英語能力証明として使用できるので、海外大学・大学院を目指す方の中で注目されています。

Duolingo英語スコアの仕組み

Duolingo English Testは、総合スコアが160点満点で5点刻みの採点が行われます。

また、総合スコアだけでなく、4技能スコアと4つのサブスコアも測定されます。

4技能スコアとは:

  • リーディング
  • リスニング
  • スピーキング
  • ライティング

4つのサブスコアとは:

4技能のうち2つの技能を組み合わせて測定される

  • Literacy=読んで書く能力(リーディング×ライティング)
  • Comprehension=聞いて読む能力(リスニング×リーディング)
  • Production=書いて話す能力(ライティング×スピーキング)
  • Conversation=話して聞く能力(スピーキング×リスニング)

総合スコアの計算方法とは?

Duolingo English Testの総合スコアは、4技能(Reading, Listening, Speaking, Writing)のスコアの平均値で算出されます。

ポイント

  • 各技能のスコアは10〜160点の範囲
  • 5点刻みで表示(例:115、120、125など)
  • 平均が127.5でも、表示上は130になるなど四捨五入されて表示

例)

Reading:110  

Listening:95  

Speaking:90  

Writing:90  

→(110+95+90+90)÷ 4 =96.25

 → 95点 (正確には96.25点だが5点刻みで算出される)

サブスコアの計算方法とは?

Duolingo英語スコアでは、4技能をさらに細かく評価するために、4つのサブスコアも表示されます。これは4技能のうち2つの技能の平均値で計算されます。

・Literacy(読んで書く能力)=リーディング・ライティングスコアの平均

(例)Reading 110 + Writing 90=200/2 = 100点

・Comprehension(聞いて読む能力)=リスニング・リーディングスコアの平均

(例)Listening 95 + Reading 110=205/2 = 105点 (正確には102.5点だが5点刻みで算出される)

・Production(書いて話す能力)=ライティング・スピーキングスコアの平均

(例)Writing 90 + Speaking 90=180/2 = 90点

・Conversation=(話して聞く能力)=スピーキング・リスニングスコアの平均

(例)Speaking 90 + Listening 95=185/2 = 95点 (正確には92.5点だが5点刻みで算出される)

サブスコアごとの該当する問題形式

Duolingoのサブスコア別に該当する問題形式を紹介していますので、対策にご活用ください。

Duolingo English Testスコア表を分析して弱点を発見!最短でスコアアップする方法を紹介」の記事では、自分のスコア表から弱点を把握して、効率よくスコアアップする方法を紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。

Duolingo English Testスコア比較

Duolingoスコアは10〜160点の範囲で測定されますが、TOEFLやIELTS、英検などの他の試験との比較を通じて、そのレベル感を把握することができます。

また、世界的に使われている語学力の指標「CEFR※」と照らし合わせることで、Duolingoのスコアがどの程度の英語力を示しているのかを客観的に知ることができます。

※ CEFR(Common European Framework of Reference for Languages)とは、外国語の能力を評価するための国際基準で、A1(初級)からC2(上級)までの6段階で表されます。

過去にTOEFLやIELTS、英検などを受けたことがある方は、以下のスコア比較表をもとに、Duolingo English Testで何点を目指すべきか、あるいはどれくらいの難易度かを把握してみてください。

Duolingoスコア別の勉強法とおすすめ対策

Duolingo English Testでは、目標スコアによって必要な英語力や対策内容が大きく異なります。

このセクションでは、スコア帯ごとに必要な学習戦略を解説します。

スコア80を目指す人の対策

Duolingo English Test(デュオリンゴイングリッシュテスト)でスコア80点を目指すには、まずは高校卒業レベルの基礎力をしっかり固めることが最優先です。

スコア80点はCEFRだとB1レベルで、英検では2級レベル(高校卒業程度)に相当します。

特に重要な勉強が、語彙力と文法力の強化です。

① 高校卒業レベルの単語を暗記する

英語学習において、語彙力が不足しているとリーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの全ての力が頭打ちになります。

まずは手元にある単語帳(例:「ターゲット1900」「システム英単語」)を完璧に暗記することから始めましょう。

単語帳をまだ持っていない、または迷っている方には、「英検2級 でる順パス単」がおすすめです。

Duolingo English Test専用の単語帳は存在しませんが、英検2級レベル=DETスコア80レベルに相当するため、十分に代用可能です。

補足:DET Bridgeの活用も効果的

Duolingo English Test対策アプリ「DET Bridge」を使っている方は、語彙力アップと同時に問題形式にも慣れられる「Read and Select」パートを何度も解くのがおすすめです。

DET Bridgeの「Read and Selectパート」では、900問以上の問題演習が可能で、DET公式トレーナーに認定された講師陣が選んだ単語が出題されるため、語彙強化に最適です。

② 英文法の理解と活用

語彙と並んで大切なのが「文法力」です。

英文法は、英文を正しく組み立てるための土台となるルールです。これがあいまいだと、アウトプット型の問題(Writing・Speaking)で高得点を狙うのは難しくなります。

Duolingo English Testはアウトプット型の設問が非常に多いため、「文法を知っている」だけでなく「正しく使いこなせる」ことが求められます。

参考書は様々ですが、「Evergreen」や「Next Stage」などがあります。

DET Bridgeの講師が高校生の頃使用していた文法書は「Next Stage」です。

文法の基礎学習が不十分な人には「Next Stage」は難しいと思うので、レベルに合わせた参考書を選択しましょう。

下記の記事ではDuolingo英語スコア80を獲得するための具体的な学習方法を紹介しているのであわせてご覧ください。

スコア100を目指す人の対策

Duolingo English Test(デュオリンゴイングリッシュテスト)でスコア100を目指すには、英検準1級相当(CEFR B2)レベルの英語力が求められます。

すでにDuolingoスコア80前後を取れている方は基礎力があるため、語彙強化・苦手な問題形式の対策・アウトプット練習の3点に重点を置くと効率的です。

① 語彙力の強化|準1級レベルの単語にステップアップ

スコア100を目指すには、高校英語のその先の語彙力が必要です。具体的には、「英検準1級でる順パス単」などの単語帳を活用して、アカデミックトピックでも使える語彙を増やしましょう。

またDuolingoスコア80点の対策法でも記載しましたが、語彙強化と同時に、問題形式に慣れるために、DET Bridgeの「Read and Select」パートを活用するのもおすすめです。

② 苦手な問題形式を集中的に対策する

スコア80台の方は、基礎力はあるので、自分の弱点に特化した演習が効果的です。

例えば「Comprehension(聞いて読む力)」が苦手(スコアが低い)という方は、以下の流れで学習を進めましょう。

ステップ1:苦手な問題形式を特定する

例)Comprehensionの問題形式一覧

 - Read and Select

 - Fill in the Blanks

 - Read and Complete

 - Listen and Type

 - Interactive Reading

 - Listen and Respond

 - Summarize the Conversation

ステップ2:パート別対策ができるツールで演習

Duolingo English Test対策に特化した「DET Bridge」を使い、特定の問題だけを集中して学習する。

ステップ3:解説を確認&復習

わからなかった単語・フレーズ・文法はその都度調べて、暗記と復習。

DET Bridgeでは目標スコア別の解説も確認できます。

③ アウトプット問題は「スコア100レベルの回答例」を参考にする

「Write About the Photo」などのアウトプット問題では、自分の回答だけで実力を判断するのは難しいです。

そのため、スコア100の模範回答を参照しながら、自分の回答と比較して改善点を明確にしていきましょう。

DET Bridgeでは「目標スコア100〜155点」の回答例が掲載されており、スコアごとの違いを比較しながら学習を進められます。これは特に、Writing / Speaking対策において非常に効果的です。

具体的には、以下の内容を確認しましょう。

  • 語彙力が足りないのか
  • 文法力が足りないのか
  • より伝わりやすい言い回しがあったのか
  • 構成が悪いのか
  • 質問からズレた回答になっていないか

Duolingo英語スコア80からスコア100を目指す人の対策については、下記の記事でも解説しているので合わせてご覧ください。

まとめ

この記事ではDuolingo English Testの「スコアの仕組み」から「他試験とのスコア換算表」、「スコア別の勉強法」までを網羅的に解説しました。

Duolingo English Testは、24時間いつでも自宅で受験できる利便性や、試験時間の短さ、費用の安さから、近年注目度が高まっている英語試験です。

スタンフォード大学やMITをはじめとする、世界5,500以上の教育機関でスコアが認められており、海外大学・大学院進学を目指す方にとって、有力な選択肢となっています。

Duolingoスコアは、160点満点で4技能(リーディング・リスニング・スピーキング・ライティング)を総合的に評価し、さらにサブスコアによって細かな弱点や強みを可視化できるのが特徴です。

今回紹介したスコア換算表を活用し、TOEFLやIELTSなどのスコアと比較しながら、自分の現在の英語レベルや、次に目指すべきスコアの目安を立てることも可能です。

また対策方法としては、自分のスコアがどのレベルかを正しく理解し、自分の英語力に合った学習方法を選ぶことで、効率的なスコアアップに繋がります。

他にもDuolingo English Testに関する記事を多数載せているので、今後の学習の参考として、ぜひあわせてご覧ください。

目標スコア達成を心より応援しています!

Duolingo English Test対策Webアプリ:「DET Bridge」

Duolingo English Testの対策アプリ「DET Bridge」は、全19種類の問題をパート別で対策できるだけでなく、英文AI添削機能も導入しライティング強化にも活用できます。

ぜひ目標スコア到達に向けてご活用ください。

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Duolingo English Test対策アプリ「DET Bridge」を運営するクラクモ株式会社は、Duolingo English Testの公式パートナーです。 公式パートナーとして、弊社からDuolingo …