Duolingo English Testスコア表を分析して弱点を発見!最短でスコアアップする方法を紹介

Duolingo English Testは何から勉強したらいいの?

Duolingo English Testを受験している方で、なかなか目標スコアが獲得できず、何から勉強したらいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。

Duolingo English Testは受験後スコア表をもらえますが、効率よくスコアアップするためには「スコア表の分析」が重要になってきます。

この記事では、Duolingo English Testのスコア表の「総合サブスコア」に焦点を当て、スコアアップするために「何を学習すればいいのか」について私が考える学習方法をご紹介します。

Duolingo English Testのスコア表を理解する

Duolingo English Testのスコア表では、「総合スコア」に加えて、「個別サブスコア(4技能)」と「総合サブスコア」を確認することができます。

Duolingo English Testは160点満点(総合スコア)の試験で、5点刻みで採点されます。

「個別サブスコア(4技能)」は、「スピーキング・ライティング・リーディング・リスニング」の4つの技能のことで、総合スコアと同じく、それぞれ160点満点で評価されます。

「総合サブスコア」はDuolingo English Test特有のスコアで、以下の4つがあります。

総合サブスコアとは

  • Literacy (読んで書く能力):「リーディング」+「ライティング
  • Comprehension (聞いて読む能力):「リスニング」+「リーディング
  • Production (書いて話す能力):「ライティング」+「スピーキング
  • Conversation (話して聞く能力):「スピーキング」+「リスニング

上記をご覧いただくとわかりますが、個別サブスコア(4技能)のうち2つを合わせたスコアが「総合サブスコア」です。

Duolingo English Test公式は総合サブスコアについて以下のように述べていました。

We know that in real life language skills are used in an integrated way. For example, in a classroom you don't just speak or just write.

「実生活では言語スキルが統合的に使用されることがわかっています。たとえば、教室ではただ話したり書いたりするだけではありません。」

参照:https://youtu.be/D77PXdZoNwI?si=vmEDFOabzW_Rpjdz

上記からDuolingo English Testがより「実用的な英語試験を目指している」と予想できます。

Duolingo English Test公式の地域別平均サブスコアを利用しよう

Duolingo English Testの公式ウェブサイトでは、「地域別の平均総合サブスコア」が公開されています。

画像引用:https://blog.englishtest.duolingo.com/why-do-people-take-the-duolingo-english-test/

上記地域別のグラフを見てもらうと、全ての地域でComprehension (聞いて読む能力)の平均スコアが最も高くProduction (書いて話す能力)の平均スコアが最も低いです。

ちなみに地域別のグラフのうち「緑のグラフ」がアジアの平均値です。

アジアの平均値のみ下の表にまとめているのでご覧ください。

今回は、この平均サブスコアを参考に「自分の総合サブスコア」と「アジアの平均総合サブスコア」を比較して、自分の弱点を見つけましょう。

Duolingo English Testスコアから弱点を特定する方法!

これからDuolingo English Testスコアから弱点を特定する方法をご紹介します。

例として、OさんのDuolingo English Testスコアで弱点を特定していきます。

Oさんの総合サブスコアを、アジアの平均総合サブスコアと比較してみると次の表のようになります。

最もスコアが低かったのは「Production」でしたが、スコアだけを見て弱点だと判断せず「平均スコアと比較して、自分のスコアは低いのか」を確認しましょう!

アジアの平均スコアを基準とした場合、自分のスコアと平均スコアの差分(自分のスコア-平均スコア)を計算すると、「Production (書いて話す能力)」が平均スコアと比べても、最も低いスコアということがわかりました。

このことから、Oさんの弱点は「Production (書いて話す能力)」だと判断することができます。

ちなみにOさんの長所は「Comprehension (聞いて読む能力)」だということもわかりますね。

上記からOさんが、最短でスコアを伸ばすには「Production (書いて話す能力)」に該当する問題形式を重点的に学習していくことが重要です。

これから、総合サブスコア別に該当する問題形式を紹介します。

自分の弱点である総合サブスコアでは、どの問題形式が該当するのか確認して、今後の学習プランを考えるための参考にしてください!

総合サブスコアごとの該当する問題形式

総合サブスコア別に該当する問題形式を紹介します。

また問題形式別の攻略方法をまとめた記事もご紹介するので、自分の弱点がわかった方は、弱点に該当する記事も合わせてご覧ください。

「Literacy (読んで書く能力)」が弱点の人

該当する問題形式一覧:

  • Read and Select
  • Fill in the Blanks
  • Read and Complete
  • Interactive Reading
  • Write About the Photo
  • Interactive Writing
  • Writing Sample

学習アドバイス(問題形式別の攻略記事):

「Comprehension (聞いて読む能力)」が弱点の方

該当する問題形式一覧:

  • Read and Select
  • Fill in the Blanks
  • Read and Complete
  • Listen and Type
  • Interactive Reading
  • Listen and Respond
  • Summarize the Conversation

学習アドバイス(問題形式別の攻略記事):

「Production (書いて話す能力)」が弱点の方

該当する問題形式一覧:

  • Read Aloud
  • Summarize the Conversation
  • Write About the Photo
  • Interactive Writing
  • Listen, Then Speak
  • Speak About the Photo
  • Read, Then Speak
  • Writing Sample
  • Speaking Sample

学習アドバイス(問題形式別の攻略記事):

「Conversation (話して聞く能力)」が弱点の方

該当する問題形式一覧:

  • Read Aloud
  • Listen and Type
  • Listen and Respond
  • Summarize the Conversation
  • Listen, Then Speak
  • Speak About the Photo
  • Read, Then Speak
  • Speaking Sample

学習アドバイス(問題形式別の攻略記事):

補足コメント

今回はあえて総合サブスコアの問題形式のみ紹介しましたが、さらに学習優先度の高い問題形式を絞る方法があります。

その方法は、自分の弱点であるサブスコアに該当する問題形式から、サブスコアに該当する4技能スコアの中で、最もスコアの低い技能に該当する問題形式のみに絞るという方法です。

具体的には以下の流れで問題形式を絞ってください。

例)

  1. 自分の弱点(総合サブスコア):Comprehension (聞いて読む能力)
  2. Comprehensionに該当する個別サブスコア(4技能):リーディング・リスニング
  3. 自分のスコアで低い技能(リーディングorリスニング):リスニング
  4. Comprehensionに該当する問題形式のうち、優先度が高い問題形式(リスニング):

「Listen and Type」,「Listen and Respond」,「Summarize the Conversation」

上記のようにすることで、弱点である問題形式がさらに絞られ、学習すべき問題形式の優先順位が立てやすくなると思います。

「DET Bridge」の活用で効率的な学習を!

「DET Bridge」は、Duolingo English Test対策に特化した学習ツールです。

自分の弱点である問題形式をパート別で対策することができます。

またエッセイ系のライティング問題には英文AI添削機能があり、あなたの回答を採点し、スコアアップできるフレーズの提示や間違いを指摘してくれます。

最短でスコアアップしたい方は、詳細をご確認ください。

まとめ

今回の記事では、Duolingo English Testスコア表を分析して弱点を特定し、最短でスコアアップする方法をご紹介しました!

弱点を特定する方法として、今回紹介したように、Duolingo English Test公式が出している平均総合サブスコアと自分の総合サブスコアを比較する方法があります。

平均総合サブスコアと自分のスコアの差分が最も低かった総合サブスコアの問題形式は、「重点的に克服するべきポイント」という考え方もできるかと思うので、学習プランを考える時の参考にしてください。

もちろん、自分の中で明らかに苦手な問題形式があるという方は、その問題形式の学習を優先してもいいと思います。

Duolingo English Testの目標スコアを獲得できるよう応援しています!

諦めず頑張ってください!