Duolingo English Testでスコア80を目指す対策方法

英語力がそこまで高くない人は、Duolingo Englsih Test対策はどうやってすればいいの?

そんな悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。

Duolingo Engish Testはスコア別対策の情報が少ないのが現状です。

そこで今回は「Duolingo English Testでスコア80を目指す対策方法」を紹介したいと思います。

Duolingo English Testスコア80とは?

Duolingo English Testスコア80だと、アメリカのコミュニティカレッジにいける英語力です。

(コミュニティカレッジ:公立の2年制大学のこと)

例えば、El Camino Collegeだと英語能力判定試験の合格点がDuolingo English Testスコア75点以上になっています。

またDuolingo English Testスコア80が、TOEFL・IELTS・CEFRではどのくらいのレベルなのかも気になるところです。

下記はスコア比較表になるので見ていきましょう。

TOEFL、IELTS、CEFRと比較するとDuolingo English Testスコア80は下記のレベルになります。

・TOEFL:41〜45

・IELTS:5.0

・CEFR:B1

またCEFRがB1の場合、英検では2級レベル(高校卒業程度)に相当します。

これらを踏まえてDuolingo English Testの対策方法を考えていきましょう!

Duolingo English Testでスコア80までの勉強法

今回は4技能別(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)で対策方法をご紹介します。

下記の対策方法を1つずつ詳しく解説していきます!

【リーディング】

①高校卒業レベルの単語を暗記する

②文法理解

③精読を重視する

【リスニング】

①単語学習の際に発音も学ぶ

②シャドーイングをする

【ライティング】

①英語日記

②Write About the Photoの問題から対策

③添削してもらう

【スピーキング】

①シャドーイングをする

②オンライン英会話を利用する

③フォニックスを学ぶ

リーディング

スコア80を目指す方は、下記の3つを意識して対策をしていきましょう。

①高校卒業レベルの単語を暗記する

②文法理解

③精読を重視する

①高校卒業レベルの単語を暗記

今持っている単語帳はしっかり暗記できていますか?

Duolingo Englsh Testに限らず、英語を学ぶ上で語彙力がないと伸びません。

大学受験で使用する単語帳(ターゲット1900やシステム英単語)など、今持っている単語帳を完璧に覚えましょう。

どの単語帳にするか悩んでいるという方は英検2級 でる準パス単をおすすめします。

Duolingo English Testは専用の単語帳がありません。

先述したようにDuolingo Englsih Testスコア80は英検2級レベルに相当するため、英検のレベル別単語帳は活用することが可能です。

またDuolingo English Test対策アプリ「DET Bridge」を利用されている方は、上記の単語帳以外に「Read and Select」のパートを何度も解きましょう。

②文法理解

高校卒業レベルの文法は理解できていますか?

英文法は、「英文を組み立てる上で守るべきルール」です。

つまり、英文法を理解していないと正しい語順で英文を組み立てることができません。

Duolingo Englsh Testはアウトプットする問題が多いので文法を理解するだけでなく「使いこなす」というのが重要になってきます。

参考書は様々ですが、「Evergreen」や「Next Stage」などがあります。

DET Bridgeの講師が高校生の頃使用していた文法書は「Next Stage」です。

※文法の基礎学習が不十分な人には「Next Stage(ネクステージ)」は難しいと思うので、レベルに合わせた参考書を選択しましょう。

③精読を重視する

「精読」とは、文章を一文ずつ丁寧に読んでいくということです。

わからない単語があれば意味を調べ、使われている文法も丁寧に理解していきましょう。 

また、文章中の主語や動詞を特定したり、修飾関係にある語をチェックしたりと、文構造を分析することで英文を理解していきます。

上記を意識することで、語彙力がつくだけでなく、文法の学習にもなります。

慣れてくると、長い文章を見ても無意識で文章構造が理解できるようになってきます。

学習方法の例を「DET Bridge」を使って紹介します。

Duolingo Englsh Testの問題に「Fill in the Blanks」 という問題がありますが、対策する中で解くだけで終わっていませんか?

文章構造などを説明できるようにすると応用が効くので、丁寧に解いていきましょう。

Fill in the Blanks問題例

The scientist’s theory was based on extensive research.

訳:科学者の理論は広範な研究に基づいています。

「theory(理論)」が「research(研究)」に基づいている、という形で、補語(C)によって主語(S)の状態や性質を説明しています。

わからない単語があれば、その都度調べて暗記していきましょう。

・scientist:(名)科学者

・theory:(名)理論

・be based on:(動・熟語)〜に基づいている

・extensive:(形)広範な、広大な

・research:(名)研究

「科学者の理論は広範な〇〇に基づいています。」と「extensive:(形)広範な」の後ろには名詞が入るだろうと予測することもできます。

1問に時間をかけすぎることもよくないですが、ただ解いて正解・不正解を確認するより、次に活かせるような学習をしていきましょう。

リスニング

スコア80を目指す方は、下記の2つを意識して対策をしていきましょう。

①単語学習の際に発音も学ぶ

②シャドーイングをする

①単語学習の際に発音も学ぶ

先述した単語を暗記する際に、発音も学びましょう。

基本的に発音がわからない単語はリスニングでも聞き取ることができません。

②シャドーイングをする

シャドーイングとは、英語を聞きながらそれを真似して発音することです。

シャドーイングでは、次のような効果が期待できます。

・英語特有の発音、イントネーション、アクセント、息継ぎなどを習得できる

・英語の聞き方や話し方のコツが自然と身につく

・リスニングとスピーキングの両方を鍛えることができる

具体的な方法としては、「TED」を活用しましょう。

TEDは、あらゆる分野の専門家によるスピーチ動画を無料で視聴できるサービスです。

TED内の興味のある動画(10分程度)を選択し実践しましょう。

最初はスクリプトを見ながら繰り返し練習していきます。

聞こえた英語を真似して話すことができ、話ながら内容を理解できるようになりましょう。

講師陣が学生の頃、通学時間で毎日30分程度取り組み、効果を実感しています。

下記の動画は、講師が学生時代に聞いて面白かった動画です。

苦手意識の強い方はまずは動画を楽しむところから始めてみると継続しやすいと思います!

Duolingo English Testには下記の問題でリスニング力が必要です。

・Listen and Type(ディクテーション問題)

・Listen and Respond(教授または友人の発言を聞いて適切な返答を選択する)

・Listen, Then Speak(質問音声を聞いて口頭で回答する)

先述した勉強法を実践しつつ、リスニング力が向上したかは「DET Bridge」のパート別問題で確認していきましょう!

ライティング

おそらくライティングが苦手な受験者が多いと思います。

日本人の多くは、英語を読んだり・聞いたりすることはあっても、「英文を書く」ことというのは、通常日常生活で経験しません。

ライティングが苦手という人はまずは下記から試してください。

①英語日記

②Write About the Photoの問題から対策

③添削してもらう

①英語日記

英文を書く習慣がないという人はより英語日記から始めると勉強へのハードルが下がって継続しやすいと思います。

例文:July 5th, 2024

Today, I went to the park near my house. The weather was sunny and a little hot. I walked for about an hour and saw many families and people walking their dogs. After that, I decided to buy ice cream because it was so hot. The ice cream tasted really good. In the evening, I watched a movie at home. It was a comedy, and it made me laugh a lot. I had a relaxing and fun day.

訳:2024年7月5日

今日は家の近くの公園に行きました。天気は晴れていて少し暑かったです。1時間ほど歩いて、多くの家族や犬の散歩をしている人たちを見かけました。その後、暑かったのでアイスクリームを買うことにしました。アイスクリームはとても美味しかったです。夕方、家で映画を見ました。それはコメディで、たくさん笑いました。リラックスして楽しい一日を過ごしました。

上記のような長い文章ではなくても、「1行日記」など自分が継続しやすい量から習慣化していきましょう!

②Write About the Photoの問題から対策

Duolingo English Testの問題の中でWrite About the Photoが比較的勉強しやすいと思います。

Write About the Photoは中上級者でも20〜30単語の文章なので、まずは2〜3文の文書を書く練習をしていきましょう。

【問題説明】

・画面に表示された1枚の写真を英語で記述し説明する問題

・1問あたりの解答時間:1分

・問題が現れると同時にタイマーのカウントが始まる

・1回の試験で3問出題

・表示される写真は、人や動物、風景など様々

・測定されるサブスコア:「Conversation」、「Production」

③添削してもらう

ただ英文を書くことも大事ですが、自分の文章を添削してもらうことで効率よくライティング力向上に繋がります。

高校生であれば「塾や学校の先生に添削してもらう」でもいいでしょう。

添削内容としては下記です。

・文法の間違いがないか

・構造および論理上の間違いがないか

文章を作成する中で、わからない単語や文法を調べることでリーディング力も向上にも繋がります。

また「DET Bridge」を利用されている方は「英文AI添削」を活用しましょう。

「英文AI添削」とは、作成した英作文をAIが語彙・文法・文章構成など細かな項目ごとに採点してくれる機能です。

DET Bridge」の英文AI添削をご利用いただける問題は次の通りです。

<AI添削対応問題一覧>

・Interactive Listening

・Interactive Writing

・Writing Sample

定性評価(内容・語彙、構成、文法)、定量評価(語彙数)の観点から総合評価が行われ、評価コメントやスコアアップのためのアドバイスも提示されます。

DET Bridgeは、英語圏でよく利用されるフレーズや語彙に強いAIを搭載しているため、効率的なライティングスキルの向上に活用することができます。

スピーキング

ライティング同様、日本人は「英語を話す」という機会が日常生活で少ないため苦手意識がある方が多いです。

スコア80を目指す方は下記の方法を実践してみてください。

①シャドーイングをする

②オンライン英会話を利用する

③フォニックスを学ぶ

①シャドーイングをする

リスニング対策でも紹介したシャドーイングがスピーキングにも活かされます。

シャドーイングをすることで、英語特有の発音、イントネーション、アクセント、息継ぎなどを習得することができます。

リスニングの勉強法で紹介した「TED動画」を使って実践していきましょう。

また「DET Bridge」の解答には、英語の音声ファイルもあるため問題を解きつつ、音声再生時にシャドーイングに活用することも可能です。

②オンライン英会話を利用する 

話すことに慣れるためにオンライン英会話(DMM英会話やNative Campなど)を利用するもの効果的です。

オンライン英会話はどれでもいいですが、DMM英会話やNative Campなどがあります。

DMM英会話の場合、オンラインレッスンで、「写真について説明する問題」を選択することができ「写真描写問題」の対策もすることができます。

③フォニックスを学ぶ

時間に余裕がある人は「フォニックス」を学ぶのもいいでしょう。

フォニックスとは、英語のアルファベットと音の間にある規則・ルールを覚え、発音記号と単語のパターンの組み合わせを学習するというものです。

YouTubeでも学習することができ、「『あいうえおフォニックス』英語発音」というチャンネルでわかりやすく解説されています。

https://www.youtube.com/@aiueophonics

上記で学びながら「オンライン英会話」や「DET Bridge」を利用することでスピーキング力向上に繋がります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は「Duolingo English Testでスコア80を目指す対策方法」を紹介しました。

【リーディング】

①高校卒業レベルの単語を暗記する

②文法理解

③精読を重視する

【リスニング】

①単語学習の際に発音も学ぶ

②シャドーイングをする

【ライティング】

①英語日記

②Write About the Photoの問題から対策

③添削してもらう

【スピーキング】

①シャドーイングをする

②オンライン英会話を利用する

③フォニックスを学ぶ

今回紹介した勉強法を実践してぜひスコア80を目指して頑張ってください!

Duolingo English Test対策Webアプリ:「DET Bridge」

Duolingo English Testの対策アプリ「DET Bridge」は、全19種類の問題をパート別で対策できるだけでなく、英文AI添削機能も導入しライティング強化にも活用できます。

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