Duolingo English Testに単語帳はない?効果的な単語学習方法を徹底解説
Duolingo English Test(DET)対策のために勉強しようと思ったとき、多くの人が最初に思うことは「専用の単語帳はあるの?」という点です。
TOEFLやIELTSには市販の単語帳が豊富にあり、「まずはこの単語帳から学習を始めよう」と計画を立てやすいのに対し、Duolingo English Testには公式の単語帳や市販の教材が存在しません。
そのため、「どの単語をどうやって勉強すればいいのか分からない」と悩んでしまう受験者も少なくありません。
実際、Duolingo English Testでは単語をただ暗記するのではなく、文脈の中で正しく理解し、使える形で定着させることが求められます。だからこそ、効果的な方法で学習する必要があります。
本記事では、
- 試験に出やすい単語の特徴
- 語彙力をスコアにつなげる効果的な学習法
を順に解説します。
さらに、おすすめの単語帳や教材など具体的な学習リソースもご紹介します。Duolingo English Testの単語学習で迷わないためにも、ぜひ最後までご覧ください!

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目次
Duolingo English Testに「公式単語帳」は存在しない
Duolingo English Testには、公式の単語帳や出題範囲をまとめた単語リストは今のところありません。(2025年9月14日時点)
Duolingo English Testは「この単語だけが出題される」というような形式ではなく、日常的な単語から学術的な表現まで幅広い語彙力が求められます。
一方で、TOEFLやIELTSも同じく公式の出題単語リストのようなものはありませんが、市販の「専用単語帳」が多数あるため、受験者は「まずこの単語帳から始めればいい」と学習方針を立てやすいのが特徴です。
しかし、Duolingo English Testにはそのような単語帳が存在しないため、「何から始めればいいのか」と迷ってしまう受験者が多いのも事実です。
そのため、Duolingo English Testでは、学習範囲を自分で意識的に広げていくことが重要になります。具体的には、学術的な文章に出てくる学術的な文章に出てくる、日常では触れることがほとんどない抽象概念を表す単語や専門用語から、日常会話で使われる基本的な単語まで、バランスよく学んでいく必要があります。
Duolingo English Testに出やすい単語の特徴
公式の単語帳は存在しませんが、出題傾向から出やすい単語の特徴をつかむことは可能です。
Duolingo English Testでは「日常的に使われる単語」と「学術的な場面で用いられる単語」の両方が出題されるため、バランスよく学習しておくことが重要です。
以下に、Duolingo English Testで出やすい単語の一例を、カテゴリごとにまとめました。
カテゴリ | 単語例 |
日常生活に関連する基本単語 | food(食べ物) meal(食事) ingredient(材料) recipe(レシピ) travel(旅行) trip(旅) ticket(切符) hotel(ホテル) device(機器) app(アプリ) internet(インターネット) smartphone(スマートフォン) |
教育や社会に関する単語 | education(教育) curriculum(カリキュラム) assignment(課題) scholarship(奨学金) tuition(授業料) community(地域社会) environment(環境) pollution(汚染) culture(文化) government(政府) |
抽象的・学術的な単語 | analyze(分析する) impact(影響) evidence(証拠) development(発展・開発) cognition(認知) ego(自我) existence(実在) consciousness(意識) ethics(倫理) hypothesis(仮説) verification(検証) principle(原理) variable(変数) |
文脈で意味が変わる多義語 | issue(問題/発行する) present(現在/提示する/プレゼント) subject(主題/教科/従属させる) object(物体/目的/反対する) charge(料金/充電する/告発する) fine(罰金/素晴らしい/細かい) bound(境界/〜行き/束縛された) |
こうした傾向からもわかるように、Duolingo English Testでは、単語をただ丸暗記するだけでは不十分です。幅広い分野の英語に触れ、文脈の中で使える語彙力を身につけることが効果的です。
語彙力を効率的に伸ばし、スコアに直結させる学習法
Duolingo English Testに向けた単語学習で大切なのは、「幅広く・効率的に・使える形で」覚えることです。
単語帳を丸暗記するだけでは試験に対応できず、スコアにも直結しません。重要なのは、インプット(覚える)とアウトプット(使う)を組み合わせることです。
ここからは、Duolingo English Test受験者におすすめの具体的な学習方法を紹介します。
1. 単語帳やアプリでインプット
まずは、語彙力の土台を固めることが重要です。
Duolingo English Testには専用の単語帳は存在しませんが、レベルに応じて活用できる市販の教材があります。
おすすめの単語帳
DET BridgeのDuolingo English Test公認トレーナーもおすすめしている単語帳は、英検対策用の「でる順パス単」シリーズです。
- スコア80点を目指す人 → 英検2級 でる順パス単
- スコア100点を目指す人 → 英検準1級 でる順パス単
- スコア130点以上を目指す人 → 英検1級 でる順パス単
自分の実力に合ったレベルから始め、段階的にレベルアップしていくのが効率的です。

単語帳を使った効果的な学習方法
- 1日の学習量を決める
例:1日20〜30語を目安に進めましょう。無理なく続けられるペースを設定するのが大切です。 - 音声を活用する
でる順パス単には、音声データが用意されています。単語を「見る+聞く+声に出す」を同時に行うことで記憶に定着しやすいです。 - 例文ごと覚える
文脈で使えるように、単語と例文をセットで学習しましょう。
例:impact → This policy had a big impact on our society.
覚えた単語で自分で例文を作成してみる学習もおすすめです。
- 繰り返し復習する
覚えたつもりの単語も時間が経つと忘れてしまいます。忘却曲線(※)を意識して、1日後・1週間後・1ヶ月後と間隔を空けながら復習しましょう。
※忘却曲線とは、人が一度覚えたことを時間の経過とともにどれだけ忘れていくかを示したグラフのこと。

単語帳は「覚える」だけではなく、「声に出す」「文で使う」「繰り返す」という学習をすることで本番でも使える語彙力が身につきます。
DET Bridgeの「Read and Select」問題を活用する
DET Bridgeは、Duolingo English Testに特化した学習アプリです。
中でも「Read and Select」の問題は、語彙力強化に効果的です。
DET Bridgeの「Read and Select」では、Duolingo English Testの公認トレーナーが作成した900問以上の問題に取り組めるため、
- 試験本番の問題形式に慣れることができる
- 試験に出題されやすい単語を効率的に暗記できる
といったメリットがあります。

2. 文脈と一緒に覚える
Duolingo English Testは、単語の丸暗記では対応できません。
試験では単語が「どんな文脈で使われているか」を理解し、正しく使いこなせるかが求められます。
そのため、ニュース記事やスピーチといったネイティブが使う実際の文章に触れながら学習することが効果的です。
ここでは、レベル別におすすめの学習サービスをご紹介します。
初心者向け(DETスコア80未満の方):やさしく読める英語ニュース
文部科学省の協力で運営されているニュースサイトで、中学〜高校レベルの英語を使って記事が短くまとめられています。
- 国内外の最新ニュースを簡単な英語で読める
- ジャンル別に記事を探せるため、興味のあるテーマで学習できる
- 重要単語は赤字で示され、ページ下部に単語の意味一覧があるため「単語の推測 → 確認」の学習が可能
初心者が「英語ニュースを読む感覚」に慣れるのに最適な教材です。

中上級者向け(DETスコア80以上の方):TED Talks
TED Talksは、世界中の専門家や著名人によるスピーチを動画で視聴できるサービスです。
教育・テクノロジー・環境・社会問題など、Duolingo English Testで出題されるトピックに直結するテーマが数多くそろっています。
- 幅広いテーマから自分の関心に合った講演を選べる
- スクリプト(字幕)が用意されており、リスニングとリーディングを同時に鍛えられる
- 試験で役立つ表現や言い回しを自然に学べる
- 中上級者が「アカデミックな単語」や「論理的に説明するための構成やフレーズ」に触れる絶好の教材
特に、Duolingo English Testのライティング・スピーキングで役立つ表現を身につけたい受験者におすすめです。

3. 実際の試験形式でアウトプット
覚えた単語は、実際に使えるようになってはじめて本当の力になります。
Duolingo English Testでは、単語の意味を知っているだけでなく、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングのすべてで適切に使えるかが問われます。
- リーディング:文脈の中で単語の意味を推測できるか
- リスニング:聞き取った単語を正しく理解できるか
- ライティング/スピーキング:自分の意見を適切な単語を使用して表現できるか
こうした力を試すためにおすすめなのが、DET Bridgeの「Read and Complete」「Interactive Speaking」「Writing Sample」の問題です。
Read and Complete
Read and Completeは、画面に表示された英文の空欄に適切な文字を入れて文を完成させる問題です。文脈を理解しながら回答する力が求められるため、単語学習の定着を確認するのに最適です。

Read and Completeの対策については、以下の記事でも紹介しています。
Interactive Speaking
Interactive Speakingは、会話形式で進行するスピーキング問題です。
2つのトピックが出題され、1つのトピックにつき3〜4問が出題されます。覚えた単語を自分の意見として口に出せるかが試されるため、スピーキング力だけでなく語彙のアウトプット練習にも効果的です。

Interactive Speakingの対策については、以下の記事でも解説しております。
Writing Sample
Writing Sampleは、表示される問題に対して、英語で回答するライティング問題です。教育・環境・文化・テクノロジーなど、幅広いテーマが出題されるため、どんな分野でも学んだ単語を使いこなし、自分の意見を述べられるかが重要になります。

Writing Sampleの対策については、以下の記事でも紹介しています。
まとめ
本記事では、Duolingo English Testの単語学習について、専用の単語帳がない中で効率的に語彙力を伸ばす方法を解説しました。
- DETには公式の単語帳は存在せず、自分で学習範囲を広げることが必要
- 日常的な単語から学術的な表現まで幅広い語彙が出題される
- 単語帳やアプリを使ったインプット学習で土台を固める
- 文脈と一緒に単語を学び、使える形で定着させる
- 模擬問題を活用し、アウトプットを通してスコアにつながる語彙力を身につける
Duolingo English Testでは、「単語を知っている」だけでなく、正しく理解し、文脈に合わせて使える力が問われます。ぜひ本記事を参考に、自分に合った学習法を取り入れ、語彙力を伸ばしてスコアアップにつなげましょう!
Duolingo English Test対策Webアプリ:「DET Bridge」
Duolingo English Testの対策アプリ「DET Bridge」は、全19種類の問題をパート別で対策できるだけでなく、英文AI添削機能も導入しライティング強化にも活用できます。
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