Duolingo English Testの耳のスキャンとは?やり方・注意点を完全解説
2025年12月3日からDuolingo English Test受験前に「耳のスキャン」という確認作業が必要になりました。
耳のスキャンは、試験中にイヤホンなどの不正利用がないかを確認するための工程で、実際にかかる時間はわずか1〜2分程度です。
しかし、事前に内容を知らないと不安になりやすいポイントでもあります。
この記事では、
- 耳のスキャンの目的
- 実際のやり方(手順)
- 失敗しやすいポイントと注意点
を、Duolingo English Test初心者の方にもわかりやすく解説します。
事前に流れを把握しておけば、試験当日も落ち着いて対応できます。
耳のスキャンに不安を感じている方は、ぜひ最後までご覧ください。

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目次
Duolingo English Testの「耳のスキャン」とは?
2025年12月3日にDuolingo English Testを受験する際「耳のスキャン」 と呼ばれる確認作業が必要になりました。
耳のスキャンとは、受験者がイヤホンなどの外部機器を使用していないことを確認するために、耳をスマートフォンのカメラで撮影する手続きのことです。
初めて受験する方にとっては
「なぜ耳を撮るの?」「ちゃんとできるか不安…」
と感じやすい工程ですが、所要時間は1〜2分程度で、正しく手順を理解していれば難しい作業ではありません。
Duolingo English Test公式がYouTubeで解説しているのであわせてご覧ください。
YouTube:Ear scan for the Duolingo English Test
耳のスキャンの目的
耳のスキャンの最大の目的は、試験中の不正行為を防止することです。
Duolingo English Testは、自宅などでオンライン受験ができる試験なので、第三者の介入や、イヤホンなどを使った不正が行われないよう、厳格な確認が行われています。
その一環として、
- 耳の中や周囲に イヤホンなどが装着されていないか
- 試験中に 音声を聞き取る補助機器を使用していないか
を確認するために、左右それぞれの耳をカメラで撮影します。
顔認証や部屋チェックと同様に、耳のスキャンも公平な試験環境を保つための重要な確認プロセスの1つです。
耳のスキャンはいつ行われる?
耳のスキャンは、Duolingo English Testの本試験開始前のセットアップ時に実施されます。
PCでDET Desktop Appを起動し、本人確認や環境チェックを進めていく途中で、 「耳をスキャンしてください」という案内が表示されます。
本試験前のセットアップ時に実施
- 試験開始前に必ず行う
- 指示に従って スマートフォンを使って撮影
- イヤースキャンが完了しないと試験を開始できない
練習テストとの違い
Duolingo English Testの練習テストでは、耳のスキャンは実施されないことがほとんどです。
そのため、本番で初めてイヤースキャンを経験し、
- 「練習のときになかったから焦った」
- 「急にスマホを使う指示が出て驚いた」
という受験者も少なくありません。
本試験では必須の工程なので、事前に流れを知っておくだけでも安心して受験できるでしょう。
耳のスキャンのやり方【手順を解説】
耳のスキャンは、Duolingo English Testの本試験前のセットアップ中に表示される指示に従って行うだけです。
ここでは、実際の流れを5ステップでわかりやすく解説します。
事前に手順を把握しておけば、試験当日も落ち着いて対応できます。
手順① DET Desktop Appを起動し、アカウントにログインする
まずは、パソコンで DET Desktop App(Duolingo English Test専用アプリ) を起動し、自分のアカウントにログインします。

耳のスキャンは PCアプリ上で進行しますが、撮影にはスマートフォンのカメラを使用する点が重要です。
※ スマートフォン単体では受験できません。
手順② セットアップを進め、耳のスキャンの指示が表示されるまで待つ
ログイン後、本人確認や環境チェックを進めていくと、途中で 「耳をスキャンしてください」 という案内が表示されます。
この画面が表示されたら、耳のスキャンの開始です。

手順③ 片耳を「少し離れた位置」から撮影する
最初に、スマートフォンのカメラを 片方の耳に向けて、少し離れた位置から撮影します。
このときのポイントは以下の通りです。
- 耳が画面の中央にしっかり収まっていること
- PC画面に スマホのカメラ映像が表示されていること
- 動かず、ブレないようにすること
耳全体がフレーム内に入ることで、正確なスキャンが行われます。

手順④ 同じ耳を「近づけて」撮影する
次に、同じ耳をスマートフォンを近づけた状態で撮影します。
イメージとしては、スマホで電話をかけるときの距離感です。
- スマートフォンを耳に近づける
- そのまま動かずに待つ
- アプリ側でスキャン完了の表示が出るまでキープ
途中で動いてしまうと、再撮影になる場合があります。

手順⑤ 反対側の耳も同じ手順で撮影する
片耳が終わったら、反対側の耳も同じ流れでスキャンします。
- 遠くから撮影
- 近づけて撮影
左右どちらから始めても問題はありません。
両耳のスキャンが完了すると、耳のスキャンは終了です。
イヤースキャンが終わると、引き続き本試験前のセットアップに進みます。

耳のスキャンでよくある失敗・注意点
イヤースキャンはシンプルな作業ですが、ちょっとしたポイントを知らないと再撮影になることがあります。
ここでは、受験者がつまずきやすいポイントと注意点をまとめます。
耳全体がフレームに収まっていない
最も多い失敗が、耳全体がカメラのフレーム内に正しく収まっていないケースです。
- 耳の一部が切れている
- 髪の毛で耳が隠れている
- カメラが斜めを向いている
この状態だと、アプリ側で「正確なスキャンができない」と判断され、再撮影を求められることがあります。
対策
- 髪の毛は耳にかからないようにする
- 耳全体が見える位置にスマホを調整する
- PC画面で映像を確認しながら撮影する
動いてしまう・ピントが合わない
耳のスキャン中にスマートフォンや顔が動いてしまうと、ピントが合わず、スキャンが完了しないことがあります。
特に、近距離で撮影する際は注意が必要です。
対策
- 撮影中はできるだけ動かない
- スキャン完了の表示が出るまで待つ
- スマホを両手で安定させる
イヤースキャンがうまくいかない場合は?
もしスキャンがうまく完了しない場合でも、慌てる必要はありません。
画面の指示に従って、
- カメラの位置を調整する
- もう1度撮影する
ことで、ほとんどの場合は問題なく完了します。
ただし、無理に急いだり、自己判断で進めようとするのは避けましょう。
今回導入された「耳のスキャン」以外にも「セカンダリーカメラ」や「360度スキャン」が必要になります。
事前に手順を確認しておくことで、落ち着いて受験ができるので、下記の記事もあわせてご覧ください。
まとめ
Duolingo English Testの「耳のスキャン」は、試験中の不正を防ぎ、公平な試験環境を保つために新しく導入された確認工程です。
2025年12月3日以降の本試験では必須となっており、耳のスキャンが完了しないと試験を開始できません。
耳のスキャンの作業はとてもシンプルです。
- 所要時間は 1〜2分程度
- 指示に従って 左右の耳をスマートフォンで撮影するだけ
- 特別な準備や高度な操作は不要
事前に知っておくべきポイントは、
- 耳全体がフレームに入るように撮影すること
- 撮影中は動かず、ピントが合うのを待つこと
- 練習テストでは実施されないため、本番で初めて出てきても慌てないこと
この3点です。
耳のスキャンは、セカンダリーカメラや360度スキャンと同じく、試験開始前のセットアップの一部にすぎません。
あらかじめ流れを把握しておけば、当日は落ち着いて対応でき、試験に集中できます。
Duolingo English Testを安心して受験するためにも、「知らなくて焦る」状態を避け、事前準備をしっかり整えて本試験に臨みましょう。
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