Duolingo English Testのスコアを上げる方法7選
「Duolingo English Testのスコアを上げたいけど、どうやって対策をしていいかわからない…。」
こんな風にお悩みではないですか?
2016年にスタートしたDuolingo English Testは、世界中で活用の場を広げている一方、まだまだ試験対策情報が少ないのが難点ですよね。
そこで今回は、Duolingo English Testのスコアを上げる方法を【受験時の注意点編】と【試験対策編】に分けて、7つご紹介します!
【受験時の注意点編】
- ひっかけ問題に注意
- 見直しをする時間を確保する
- タイピングミスを減らす
- Interactive Writingのステップ1で答えすぎない
【試験対策編】
- Duolingo English Testの規則を意識した練習をする
- 練習問題を解いて間違えた箇所を復習する
- 自分の回答パターンを決める
これからDuolingo English Testのスコアアップを目指したい方は、ぜひ参考にしてみてください!
Duolingo English Testのスコアを上げる方法【受験時の注意点編】
Duolingo English Testのスコアアップを目指す上で、多くの方は試験勉強にばかり目がいってしまいがちだと思います。
しかし、実際に試験を受ける際にも、スコアを上げるポイントがあります。
以下の4つが、スコアアップのための受験時の注意点です。
- ひっかけ問題に注意
- 見直しをする時間を確保する
- タイピングミスを減らす
下記は具体的な問題に対するテクニックになりますが、
- Interactive Writingのステップ1で答えすぎない
ひっかけ問題に注意
ひっかけ問題に注意が必要なのが、Read and Selectの問題です。
これはシンプルな問題ではありますが、焦ったり油断したりしていると間違えやすい問題でもあります。
【Read and Selectとは】
- 画面に現れた単語が「実在する単語」か「実在しない単語」かを選択する問題
- 制限時間:1問5秒(問題が現れると同時にタイマーのカウントが開始)
- 出題される問題数:1回の試験で15〜18問
- 表示される単語は、動詞・形容詞・副詞(これらの変化系も含まれる)
- 測定されるサブスコアは「Literacy(読んで書く能力)」と「Comprehension(読んで聞く能力)」
例えば、以下の問題を解いてみてください!
いかがでしょうか?
こちら一見すると実在していそうですが、正解は「実在しない単語」です。
「能力」という意味を持つ「capability」という単語だと勘違いした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でもよく見てみると、「li」がありません。
このように、実在する単語に見せかけて実は違うというひっかけ問題が出題されることがあるため、要注意です。
5秒という短い制限時間の中で焦る気持ちもあると思いますが、落ち着いて単語の細部まで確認していくことが大切になってきます。
また、ここでもう1点重要なポイントになるのが、「実在する単語」「実在しない単語」の判断に迷った際の対処法です。
Read and Selectの問題は、もちろん単語を知らないと答えようがありません。
ですので、表示された単語をしっかりと確認した上で判断に迷う場合は、「実在しない単語」を選択することをおすすめします。
見直しをする時間を確保する
他の英語能力判定試験と同様に、Duolingo English Testでも見直し時間を確保することがスコアを伸ばしていく上で重要なポイントになります。
ここでは、Interactive listeningの問題を例にお伝えします。
【Interactive listeningとは】
- 会話形式のリスニングと、ライティングが融合した問題
- 問題形式は「Listen and Respond」「Summarize the Conversation」の2種類
- 制限時間:「Listen and Respond」は4分間(5〜6問)、「Summarize the Conversation」は75秒間(1問)
- 出題される問題数:1回の試験で2問(Listen and Respond+Summarize the Conversationの1セットが1問となります)
- Listen and Respond:教授や学生らのやりとりを聞きながら適切な会話の流れを選択する問題(会話内容は、教授への質問・相談やクラスメートへの相談など)
- Summarize the Conversation:Listen and Respondでの会話内容を要約してライティングする
- 測定されるサブスコアは4つ全て「Literacy(読んで書く能力)」、「Comprehension(読んで聞く能力)」、「Conversation(話して聞く能力)」、「Production(書いて話す能力)」
Listen and Respond
「Listen and Respond」の解答時間は、5〜6問に対して4分間となっており、単純計算では1問1分弱となるでしょう。
しかし、その後の「Summarize the Conversation」で「Listen and Respond」での会話内容を要約する必要があるため、「Listen and Respond」で見直し時間を確保することが重要になってきます。
この見直し時間で、会話内容を把握したり、どのように要約するかを整理しましょう。
私がDuolingo English Testを受験する際は、「Listen and Respond」1問あたりの解答時間を削り、20〜30秒を見直しの時間とするように調整しています。
タイピングミスを減らす
Duolingo English Testの問題には、タイピングを必要とする問題が複数あります。
以下の問題が、タイピングが必要な問題です。
- Listen and Type(聞き取った英文を書く)
- Summarize the Conversation(会話の要約文を書く)
- Write About the Photo(写真について英文を書く)
- Interactive Writing(トピックに対して自分の意見を書く)
- Writing Sample(指示に従い短いエッセイを書く)
スコアを落とす理由としてよくあるのが、タイピングミスです。
タイピングミスには以下が挙げられます。
- スペルミス
- ピリオド・コンマ忘れ
- ダブルスペース
- 文頭の1文字目を小文字にしてしまう
最近はPCの自動変換によって便利になっていますが、Duolingo English Testでは自動変換を使用できないため、タイピングミスには注意が必要です。
また、Duolingo English Testは制限時間が短い問題が多いため、気持ちが焦ることもあると思いますが、落ち着いてタイピングをするようにしましょう。
Interactive Writingのステップ1で答えすぎない
Interactive Writingというライティング問題では、「質問に答えすぎない」ということがポイントになってきます。
「ライティング問題だから、たくさん書いた方がいいんじゃないの?」と思われる方も多いと思うので、詳しく解説していきます。
【Interactive Writingとは】
- 2ステップに分けて、トピックに対して自分の意見を記述する問題
- ステップ1:数センテンスで提示される質問に対して、自分の考えを5分以内に記述回答する
- ステップ2:ステップ1で出題されたトピックに対して深掘りする追加質問が与えられ、3分以内に記述回答する
- ステップ1のみ、質問文を20秒確認できる準備時間がある
- ステップ2の質問文はステップ1の記述中に確認することはできず、問題が表示されると同時にタイマーもスタートする
- 出題される問題数:1回の試験で1問
- 測定されるサブスコアは「Literacy(読んで書く能力)」と「Production(書いて話す能力)」
このInteractive Writingの問題では、ステップ1を記述している間、次に来るステップ2の質問が予想できないのが難しい点だと言えるでしょう。
注意しなくてはいけないのは、ステップ1であまりにも内容を膨らませた記述をしてしまい、ステップ2で書くことがなくなった…なんてことになってしまうことです。
そのため、ステップ1では聞かれたことを中心にシンプルに記述する(質問に答えすぎない)ようにして、ステップ2で書ける内容を残しておくことがスコア上げるポイントになります。
Duolingo English Testのスコアを上げる方法【試験対策編】
Duolingo English Testは、TOEFL・IELTSなどのこれまでの英語能力判定試験にはなかったオンライン完結型の試験です。
それゆえ、Duolingo English Testの問題形式はこれまでの試験と大きく異なります。
Duolingo English Testでスコアアップを目指すためには、Duolingo English Test特有の問題形式に慣れておくことも重要でしょう。
以下の3つが、Duolingo English Testに特化した試験対策方法になります。
- Duolingo English Testの規則を意識した練習をする
- 練習問題を解いて間違えた箇所を復習する
- 自分の回答パターンを決める
Duolingo English Testの規則を意識した練習をする
まずお伝えしたいのが、無効試験にならないための対策についてです。
Duolingo English Testにはオンライン試験ならではの規則が複数あり、その規則に違反した場合、無効試験となってしまいます。
公式サイトでは規則の一覧が記載されているので、普段から規則を意識しつつ練習問題をこなし、無効試験にならないように対策をしましょう。
試験に手応えがあったのに、無効試験でスコアが認定されなかった…なんてことになったらとても残念ですからね…。
下記の記事では、Duolingo English Testの規則、無効試験にならないための対策などを詳しく解説しています。
まだご覧になっていない方は、ぜひご覧ください。
練習問題を解いて間違えた箇所を復習する
Duolingo English Testの公式サイトでは、無料の練習問題を解くことができます。
この練習問題では本番さながらの形式を体験できるため、試験に慣れるという意味では非常に有効な勉強です。
すでにこの練習問題に挑戦した方も多いと思いますが、みなさん予想スコアを見て満足していませんか?
練習問題で試験に慣れることや予想スコアを確認することも大切ですが、スコアを上げるためには自分の間違いを見直すことが最も重要です。
しかしながら、この公式サイトの練習問題には、自分の解答を復習できないという大きなデメリットがあるんです…。
そこでおすすめなのが、「DET Bridge」です。
【Duolingo English Test対策Webアプリ「DET Bridge」とは】
「DET Bridge」は、Duolingo English Test対策に特化した学習アプリです。
「DET Bridge」では、自分の解答を見直すことができるのはもちろん、ライティング問題に関しては英文AI添削機能がついており、効率的なライティングスキルの向上が見込めます。
全19種類の問題形式を網羅しており、これらの問題は実際のDuolingo English Testの問題を参考にして作成しているため、Duolingo English Testに特化した対策をすることが可能です。
詳細は下記の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
解答方法を決める
この対策方法は、主にライティング問題で活用できます。
ライティング問題では短時間で記述することが求められるため、英文の書き方で迷っている時間はありません。
そのため、どのようなことを書けば良いのか、文章の型のようなものを事前に決めておくことで、本番で迷うことがなくなりスコアアップが望めます。
ここでは、Write About the Photoの問題を例に解説します。
【Write About the Photoとは】
- 画面に表示された1枚の写真について英語で記述する問題
- 制限時間:1問1分(問題が現れると同時にタイマーのカウントが開始)
- 出題される問題数:1回の試験で3問
- 写真は、人や動物、風景など様々
- 測定されるサブスコアは「Literacy(読んで書く能力)」と「Production(書いて話す能力)」
Write About the Photoは、1問あたりの解答時間が1分間と短く、この問題に慣れていないと何から書けば良いのか迷ってしまいます。
そこで、自分なりの文章構成を事前に決めておくことが重要です。
私が普段意識している文章構成は以下のようなものです。
①写真のメインを説明
②メインの周囲のものを説明
③さらにメインの周囲のものを説明
例として、下記の問題を見てみましょう。
【問題】
Write a description of the image below for 1 minute.
以下の画像の説明を1分以内に書いてください。
【回答例】
The man wearing glasses is holding a black-covered book with both hands.
He is sitting on the green sofa with a yellow cushion.
Behind him, several pictures with frames are hung on the wall.
眼鏡をかけた男性が黒い表紙の本を両手で持っています。
彼は黄色いクッションが置かれた緑色のソファに座っています。
背後の壁には額縁のついた写真が何枚か掛けられています。
まず写真のメインとなるものを説明し、その後にメインの周りにあるものを説明するといった文章になっていますよね。
こんな風に事前に文章構成を決めていれば、迷わずに記述ができそうじゃありませんか?
もちろん最初から簡単にはいかないかもしれませんが、練習問題をこなしていけば確実に上手く記述ができるようになります。
事前に文章構成を決めておくというポイントをおさえながら、いろんな練習問題にチャレンジしてみてください。
まとめ
今回の記事では、Duolingo English Testのスコアを上げる方法を7選ご紹介しました!
スコアを上げる方法には、【受験時の注意点編】と【試験対策編】があります。
【受験時の注意点編】
- ひっかけ問題に注意
- 見直しをする時間を確保する
- タイピングミスを減らす
- Interactive Writingのステップ1で答えすぎない
【試験対策編】
- Duolingo English Testの規則を意識した練習をする
- 練習問題を解いて間違えた箇所を復習する
- 自分の回答パターンを決める
Duolingo English Testでスコアを上げるためには、今回紹介した受験時の注意点・試験対策はどちらも同じくらい重要になってきます。
ぜひ、これらの対策方法を意識しながら練習問題をこなしていき、Duolingo English Testでスコアアップを目指してください!
Duolingo English Test対策Webアプリ:「DET Bridge」
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大きく分けて4つの特徴があります!
①全ての問題形式を網羅
②Duolingo English Testスコア別の回答例
③日本人目線にこだわった問題
④英文AI添削機能
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