Duolingo English Testの結果が無効になったら?再受験・異議申し立て・防止策を解説
Duolingo English Tesは、海外大学・大学院進学を目指す方の間で注目を集めている英語試験です。
完全オンラインで受験できる利便性と、短時間で4技能を測れる実用性の高さから受験者が年々増加しています。
一方で、オンライン受験ならではの厳しいルールがあり、テスト中の行動や受験環境に問題があると、テスト結果が無効になることがあります。いわゆる「無効試験」です。
例えばテスト中に、メモを取る・別のアプリを開く・画面外を長く見る・部屋に他の人が入るといった行為は、規則違反と判断されます。
また、通信環境やカメラ・マイクの不具合など、技術的な問題によって結果が認定されないケースもあります。
ただし、Duolingo English Testで無効になった場合でも、理由によっては再受験できる場合や、異議申し立てができる場合があります。
本記事では、Duolingo English Testで無効試験にならないために守るべきルール、無効になった場合の対処法、再受験できるケース・できないケース、異議申し立ての流れについて解説します。

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目次
Duolingo English Testの無効試験とは?
Duolingo English Testの無効試験とは、テスト中の規則違反や技術的な問題などにより、テストが認定されず、採点されない状態のことです。

Duolingo English Testでは、受験中のルール違反が確認された場合、テスト結果が認定されない、またはすでに認定された結果が取り消されることがあります。
Duolingo English Testはオンラインで受験できる便利な試験ですが、その一方で、カンニングや不正行為を防ぐためのルールが厳しく設定されています。
そのため、受験者自身は真面目に受験していても、ふるまいによっては規則違反と判断されて無効試験となってしまうケースがあります。
無効試験になった場合は、無効になった理由やアカウントの状態によって、再受験や異議申し立てなどの対応が必要になります。
せっかく受験したのに結果が無効になってしまわないように、受験前にはDuolingo English Testのルールをしっかり確認しておきましょう。
Duolingo English Testについて詳しく知りたい方は下記の記事で紹介しているのであわせてご覧ください。
Duolingo English Testで無効試験にならないために守るべき公式ルール
Duolingo English Testで無効試験にならないためには、公式ルールに沿って受験することが重要です。
公式では、次の3つについてルールが定められています。
- テスト中のルール
- パソコン・機器に関するルール
- スマートフォンのカメラに関するルール
それぞれ詳しく見ていきましょう。
テスト中のルール
Duolingo English Testでは、テスト中に次のルールを守る必要があります。
- 入力するとき以外は、画面から目をそらさない
- 外部資料の解答を転用したり、読んだりしない
- 指示がない限り、声を出さない
- テストの問題についてメモを取ったり、録音したりしない
- テスト中に誰とも交流しない
- 予測変換、校正、入力補助、参照等の機能を備えたソフトウェアを使用しない
- ヘッドホンやイヤホンを装着しない
特に注意したいのは、画面から目をそらさないことです。
受験者本人にカンニングのつもりがなくても、考えるときに上や横を見てしまうと、画面外の資料を見ていると判断される可能性があります。
また、普段の勉強ではメモを取りながら考える方も多いと思いますが、Duolingo English Testの本番ではメモを取ることはできません。
パソコン・機器に関するルール
Duolingo English Testでは、パソコン・機器に関するルールがあります。
公式ルールでは、次のような内容が示されています。
- キーボード、マウス、スマートフォンのカメラは、それぞれ1つだけ使用する
- 画面に表示されるカメラの枠から顔が出ない
- 口・目・耳が常にカメラに映るようにする
- 2台目以降のモニター、デバイス、紙などをテストを受ける場所から取り除く
特に、外部モニターや2台目以降のデバイスには注意が必要です。
普段、パソコンに外部モニターを接続している方は、テスト前に必ず取り外しておきましょう。
また、机の上に紙やペン、本などが置かれている場合も、外部資料やメモの使用を疑われる可能性があります。
受験前には、机の上をできるだけ何もない状態にし、テストに必要なもの以外は置かないようにしましょう。
スマートフォンのカメラに関するルール
Duolingo English Testでは、スマートフォンをセカンダリーカメラとして使用し、試験中にパソコン画面とキーボードの両方を録画する必要があります。

公式ルールでは、スマートフォンのカメラについて次の内容が示されています。
- スマートフォンのカメラで、パソコンの画面全体とキーボードを撮影する
- スマートフォンのカメラの録画を妨げない
スマートフォンのカメラは、テスト中に不正な操作が行われていないかを確認するために使われます。
そのため、画面全体やキーボードが正しく映っていない場合、受験環境を十分に確認できないと判断される可能性があります。
受験前には、スマートフォンの位置を固定し、テスト中に倒れたり動いたりしないように準備しておきましょう。
また、スマートフォンの通知や着信によって録画が妨げられないように、事前に設定を確認しておくことも大切です。
Duolingo English Testで無効試験にならないためには、公式ルールに沿った受験環境を整えることが重要です。
これらのテストの規則は、Duolingo English Testの公式サイトでも確認できます。受験前には、必ず最新の公式ルールを確認しておきましょう。
これまでに受験した受験者で無効になった事例
Duolingo English Test対策アプリ「DET Bridge」を運営する中で、受験者がさまざまな理由により無効試験になったケースを見てきました。
ここでは、実際に無効試験となった主な事例を紹介します。
- メモ用紙を持参していた
- 受験時にパソコンのカメラが動作しなかった
- イヤホンをつけたまま受験していた
- テスト中に別のアプリケーションを起動しようとした
- 画面以外の場所を長時間見ていた
- 受験中にほかの人が部屋にいた
- テスト終了後、結果送信中にもかかわらずアプリケーションを終了した
受験前に上記内容も確認し、同じ理由で無効試験にならないように注意しましょう。
Duolingo English Testで無効になった場合、再受験できる?できない?
Duolingo English Testで結果が無効になった場合、無効になった理由やテストクレジットの残り回数、アカウントの状態によって、対応が異なります。
まず、以下の点を確認しましょう。
- 無効になった理由
- テストクレジットの残り試行回数
- 再受験ボタンが表示されているか
- アカウントがブロック・停止されていないか
- 異議申し立ての対象になるか
次で、再受験できるケースと、再受験できない、クレジットが無効になるケースに分けて解説します。
再受験できるケース
Duolingo English Testで無効になった場合でも、次のようなケースでは再受験できる可能性があります。
- 技術的なエラーが発生した場合
- 軽微な問題やシステム的なエラーと判断された場合
- 規則違反があっても、アカウントがブロック・停止されていない場合
- テストクレジットに未使用の試行回数が残っている場合
公式ヘルプでは、技術的なエラーによってテストのアップロードや認定が妨げられた場合、クレジットに未使用の試行回数が残っていれば、追加料金なしで再受験できると説明されています。
また、規則違反によって結果が無効になった場合でも、アカウントがブロックまたは停止されたというメールが届いていない場合は、再受験できるとされています。
ただし、再受験できる場合でも、同じ理由で再び無効試験になると、クレジットが無効になることがあります。
そのため、再受験する前には、無効になった理由を必ず確認し、同じミスを繰り返さないようにしましょう。
以下に無効試験になる主な原因と対策をまとめているので、参考にしてください。
| 無効になった原因 | 再受験前に確認すべき対策 |
| 画面外を見ていた | 入力時以外は、できるだけ画面から目をそらさないように意識する |
| 別のアプリやウィンドウを開いていた | テスト前に不要なアプリをすべて閉じておく |
| メモを取っていた | テスト中は紙やペンを使わず、メモを取らない |
| イヤホンやヘッドホンを装着していた | 受験前にイヤホン・ヘッドホンを外しておく |
| 外部モニターを接続していた | テスト前に外部モニターや不要なデバイスを取り外す |
| スマートフォンのカメラが正しく設置できていなかった | パソコン画面全体とキーボードが映るように、スマートフォンを固定する |
| 通信環境に問題があった | 安定したインターネット環境で受験する |
| 結果送信中にアプリを終了した | テスト終了後も、結果送信が完了するまでアプリを閉じない |
再受験できない・クレジットが無効になるケース
一方で、Duolingo English Testで無効になった場合、再受験できないケースもあります。
次のような場合は、再受験できない、またはテストクレジットが無効になります。
- 同じクレジット内で2回規則違反があった場合
- 不正行為の可能性があると判断された場合
- アカウントがブロック・停止された場合
- 替え玉受験など、明らかな不正行為があった場合
公式ヘルプでは、同じクレジット内で規則違反のあるテストが2つある場合、そのクレジットは無効になると説明されています。この場合、新しいクレジットを購入して再度テストを受ける必要があります。
また、不正行為の可能性があると判断された場合は、試行回数が残っていたとしても、直ちにクレジットが無効になる場合があります。
さらに、1年の間に複数のテストで規則違反や不正行為の疑いが見られた場合、アカウントが1年間停止されることがあります。
替え玉受験などの明らかな不正行為があった場合は、アカウントが永久停止される可能性もあります。
つまり、Duolingo English Testで無効試験になった場合は、単に「もう一度受ければよい」と考えるのではなく、なぜ無効になったのかを確認することが重要です。
再受験できるかどうかは、Duolingo English Testから届くメールや結果画面の案内によって異なります。
無効試験になった場合は、まずメールと結果画面を確認し、再受験できる状態なのか、異議申し立てが必要なのかを判断しましょう。
Duolingo English Testの無効試験で異議申し立てはできる?
Duolingo English Testで無効試験になった場合、条件を満たしていれば、異議申し立てができる場合があります。
ただし、すべての無効試験で異議申し立てができるわけではありません。
また、異議申し立てをしたからといって、必ず結果が認定されるわけでもありません。
そのため、無効試験になった場合は、まず「異議申し立てができるか」を確認しましょう。
異議申し立てができるケース
Duolingo English Testでは、特定の規則違反について、受験後、無効化に関する通知を受け取ってから72時間以内であれば異議申し立てが可能な場合があります。
異議申し立てができるかどうかは、テスト結果の画面で確認できます。
対象となる場合は、無効になった理由の下に「結果の異議申し立て」ボタンが表示されます。
例えば、次のような場合は、異議申し立てを行うべきです。
- アカウントがブロックされたという通知を受け取った場合
- 無効となったテストによって、すぐにテストクレジットが消費された場合
- 無効理由に心当たりがない場合
ここで注意したいのは、異議申し立てができることと、異議申し立てが認められることは別という点です。
異議申し立てができるかどうかは、結果画面に「結果の異議申し立て」ボタンが表示されているかで確認できます。
一方で、異議申し立てが認められるかどうかは、Duolingo English Test側がテストセッションや申請内容を確認したうえで最終的に判断します。
異議申し立てができないケース
一方で、次のような場合は、異議申し立てができない、または対象外になる可能性があります。
- テスト結果を受け取ってから72時間を過ぎている
- 結果画面に「結果の異議申し立て」ボタンが表示されていない
- 技術的な問題によって結果が認定されなかった
- すでに異議申し立てを行っている
- 有効なスコアに対する異議申し立て
72時間を過ぎると「結果の異議申し立て」ボタンは表示されなくなるため、通知を受け取ったらすぐに結果画面を確認してください。なお、技術的な問題で結果が認定されなかった場合は、異議申し立てではなく再受験が必要です。
異議申し立ての手順
Duolingo English Testで異議申し立てを行う場合は、次の流れで進めます。
- Duolingo English Testのアカウントにログインする
- 「テスト結果」を開く
- 無効になったテストの詳細を確認する
- 無効になった理由の下に「結果の異議申し立て」ボタンがあるか確認する
- ボタンが表示されている場合は、異議申し立ての理由を記入して送信する
- 判定結果がメールで届くのを待つ
公式ヘルプでは、異議申し立てを送信すると、担当者がテストセッションを確認し、通常4営業日以内に判定結果がメールで届きます。
なお、異議申し立ては1回のみです。
一度送信すると、その後に内容を追加したり、再度申し立てを行ったりすることはできません。
そのため、申請する際は、感情的に書くのではなく、できるだけ具体的に状況を説明しましょう。
例えば、次のような内容を整理しておくとよいでしょう。
- 無効になった理由に心当たりがあるか
- 規則違反ではないと考える理由
- 技術的なトラブルややむを得ない事情があったか
- その状況を説明できる証拠や補足情報があるか
Duolingo English Testの無効試験に関するよくある質問
ここでは、Duolingo English Testの無効試験に関するよくある質問に回答します。
無効試験になったら返金されますか?
基本的に、Duolingo English Testで無効試験になった場合、返金はされません。
無効になった理由やテストクレジットの状態によって対応が異なるため、まずはDuolingo English Testから届いたメールや結果画面を確認しましょう。
無効になっても無料で再受験できますか?
無効になった場合でも、無料で再受験できるケースはあります。
例えば、技術的なエラーやシステム上の問題でテストのアップロードや認定が妨げられ、テストクレジットに未使用の試行回数が残っている場合は、追加料金なしで再受験できる可能性があります。
一方で、規則違反や不正行為の疑いがある場合は、無料で再受験できない、またはクレジットが無効になる可能性もあります。
無効になった理由はどこで確認できますか?
無効になった理由は、Duolingo English Testから届くメールや、アカウントにログインした後のテスト結果画面で確認できます。
無効試験になった場合は、まずメールの内容を確認し、そのうえでテスト結果画面に表示されている案内を確認しましょう。
再受験できるか、異議申し立てができるかも、結果画面で確認できます。
異議申し立てはいつまでできますか?
Duolingo English Testの異議申し立ては、対象となる場合、テスト結果を受け取ってから72時間以内に行う必要があります。
異議申し立てができる場合は、結果画面に「結果の異議申し立て」ボタンが表示されます。
72時間を過ぎるとボタンが表示されなくなるため、無効試験の通知を受け取ったら早めに確認しましょう。
異議申し立てをすれば結果は認定されますか?
異議申し立てをしても、必ず結果が認定されるわけではありません。
Duolingo English Test側がテストセッションを確認し、異議申し立ての内容を踏まえて最終的に判断します。
特に、メモを取る、外部資料を見る、別のアプリを開くなど、公式ルールで明確に禁止されている行為が確認された場合は、異議申し立てをしても判定が覆らない可能性が高いです。
メモを取っただけでも無効試験になりますか?
はい。Duolingo English Testでは、テスト中にメモを取ることは禁止されています。
「少し考えを整理するために書いただけ」と思っていても、テスト中にメモを取った場合、規則違反と判断され、無効試験になります。
普段の学習ではメモを取りながら考える方も、本番ではメモを取らずに回答する必要があります。
別のアプリを開いたら無効になりますか?
はい。Duolingo English Testでは、別のアプリを開くことは禁止されています。
Duolingo English Testのテスト中に、別のアプリやウィンドウを開く行為は、外部ツールや資料の使用を疑われる原因になります。
テスト前には、Zoom、Skype、翻訳ツール、文法チェックツール、チャットツールなど、不要なアプリをすべて閉じておきましょう。
画面外を見ただけで無効になりますか?
一瞬画面外を見ただけで必ず無効になるとは限りません。
ただし、入力時以外に画面外を見る時間が長かったり、何度も画面外を見たりすると、外部資料を確認していると判断される可能性があります。
考えるときに上や横を見る癖がある方は、テスト中はできるだけ画面から目をそらさないように注意しましょう。
技術的なトラブルで無効になった場合はどうなりますか?
技術的なトラブルでテストのアップロードや認定ができなかった場合、テストクレジットに未使用の試行回数が残っていれば、追加料金なしで再受験できる可能性があります。
ただし、対応は状況によって異なるため、Duolingo English Testから届いたメールや結果画面の案内を確認しましょう。
Duolingo English Testで無効試験になった場合、今回紹介した内容以外にも不明点が出てくることがあります。
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